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あおむしの釣行記4

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あおむし/矢野。愛媛県在住。釣り、革靴が好きな30代。国内最古の針屋、土肥富(どひとみ)のテスター。アジング歴10年超、累計10000匹以上アジを釣ってきた経験を元に、よりアジを釣るための情報発信をしています。

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アジング攻略法

夏アジングのポイント選びのコツとジグヘッドの重さ選択の注意点!

投稿日:

今回は夏のアジングのポイント選びのコツと、夏アジングでジグヘッドの重さを選ぶときの注意点のお話です。

 

夏のアジング。一部エリアではまだ産卵のアジも釣れますが、産卵から回復したアジやベイトに付いた高活性なアジが、スコ~ンという気持ちいいアタリが出る食い方をしてくれる事が多くなる時期ですね。サイズは他の時期と比べて小さくなりますが、比較的簡単に数釣りやすい時期になります。

 

しかし夏のアジは、冬の低水温期や春の産卵期のアジとは付き場が違ってくるので、冬~春と同じような場所を狙っていると、全く釣れないこともよくありますね。

 

私も、まだ時期によってアジが付きやすい場所の違いをあまり知らなかった時、「この時期はあまり釣れないのかな?」などと思いながらボーズや貧果な日々を繰り返していました。夏アジングの時期になるといつも思い出しますが、今となっては懐かしい思い出です(笑)

 

そんな夏のアジングですが、夏が近づくにつれて毎年のように、ポイントの選択方法などの問い合わせをいただきます。そこで今回は、私がやっている夏のアジングのポイント選択方法、過去に夏アジングで、ジグヘッドの重さ選択をミスってあまり釣れなかった経験から学んだ、ジグヘッドの重さの選び方のコツを紹介します。




夏のアジングに向いたポイントは?

酸素量を意識してポイントを選ぶ

夏になり海の水温が高くなってくると、溶存酸素量が少なくなってきます。そのような状況になるとアジは酸欠になってしまうので、酸素量が多い場所に付くことが多くなります。なので酸素量が多いような場所を中心にポイント選択するように意識しています。

 

具体的に酸素量が多い場所というと、潮がよく流れる場所、河口などの川の流れがあるところになります。水深があるポイントは、底付近だと表層よりも水温が低くて酸素量が多くなるので要チェック。港湾部で釣るなら湾奥のポイントよりも、漁港の出入り口などの潮が流れる場所。港内よりは港外の潮が流れる場所にアジが付いていることが多いです。防波堤、テトラ、磯などに波があたってジャブジャブしやすい場所もいいですね。

波がテトラや波止にあたってサラシが出始めたら、海中に酸素が入ってアジの活性が一気に上がることも。「今までさっぱり釣れなかったのに、波っ気が出たらアジの食いが一気によくなった!!」という事はよくありました。

 

もっと大きな地形で見てみると湾に漁港が数か所あるとしたら、その中でも湾の出入り口にある潮通しがいい漁港が夏のアジがよく釣れる傾向にありますね。そのような漁港は数が釣れるだけでなく、型も他の場所と比べて良いことが多いです。

川、河口も狙い目

河口なども川の流れがあり酸素量が多くなるので、夏場の高水温期は狙い目。河口部だけでなく、1キロ以上上流にも普通に上ってきます。そのような場所でアジングをしていたら、シーバス狙いの人によく「こんなところでアジが釣れるのですか?」とよく言われますね(笑)

 

夏場だと川の方が海よりも水温が高い場合も多くあり、そういった状況でもアジが川に入ってきています。過去に愛媛県の某河川にて川の水温30度、海の水温26度という状況でもアジが川に入っていることもありました。そのような経験から私はアジが涼みに川に入ってくるというよりも、川の流れにより発生する酸素を求めて川に入ってくると考えています。

川でアジを狙う場合に雨などで濁りが入っている時は、アジが濁りを嫌って川に入ってこない場合が多いので注意!!雨後は濁りが取れるタイミングから釣れ始める事が多いです。

 

夏アジングでよく釣れる気象条件は、無風よりは少し風があって波っ気があり、海に酸素が入っている状況の方が、アジの活性が高く釣りやすい場合が多いですね。台風の通過後など荒れた後は海が掻き混ぜられて酸素量が多くなり、アジの活性が高いことが多いので狙い目です。

赤潮、青潮は注意!

水温が高くなる夏の時期になると発生する赤潮、青潮。どちらもアジが釣れなくなるイメージがありますが、個人的に赤潮ならまだなんとかアジが釣れるイメージですね。表層に赤潮があっても、少し沈めて赤潮の影響が少ない深さを探ってくると、アジが釣れることもよくありました。それでも赤潮の影響がない場所と比べたら、釣れる数は少ないですね。

 

青潮の場合だと赤潮の時よりも最悪ですw青潮が魚の鰓に付いて呼吸ができなくなるので、アジはおろかネンブツダイすら釣れない無の世界だったことしかないです。釣り場に到着して海を見て青潮が発生していた時の精神的ダメージは、相当大きいです・・・・・。

そのようなときはポイント選択ミスだったと潔くあきらめて、他の場所に移動します(笑)

 

基本的に赤潮、青潮どちらかが発生していたら、そのエリアの海の状態がよくないと判断して、大きく離れた別のエリアのポイントを選択するように心がけています。

 

動きが遅いとアジが見切る事があるのは意外と知られてない?

(※今回書いてある軽いジグヘッドは1g以下、重たいジグヘッドは1,5g以上とします)

 

私は子供の頃に、よくサビキでアジを釣っていました。

 

ジャミを撒いて釣るのですが、ジャミの効果がある時はアジがくるったように食ってきて入れ食い。小学生でも簡単にたくさん釣れてくれました。しかし撒き餌がなくなった状態でサビキを投入すると、アジがサビキの前でホバーリングしてじっと針を見ているんですね。餌と思わせるように上下に誘ったら、撒き餌の効果がなくても口を使ってくれる事がありました。しかしそのまま動かさずにじっとしていると、アジが見切ってその場から離れていきました。

 

カゴ釣りでもアジの活性によっては、餌の前でホバーリングしてじ~っと餌を見ています。そして誘いを入れて餌を動かないとアジが見切ってしまい、餌でも口を使わないことがあるんですね。

 

上手な人はアジがそのような行動をとるのを知っているから、アジに見切られないように誘いを入れて釣っています。横で見ていると「アジングしている私よりも誘っているんじゃない??」と思うくらい誘いを入れまくっていて、そして半端ないペースで釣りまくってますw

逆に下手な人は投げてほったらかしにして待っているだけ。仕掛け、浮下、餌は全く同じなのに上手な人と比べたら、ほんと気の毒になるくらい釣れてないという状況をよく見かけます。そんな私も餌釣りの上手な人の横でアジングしてて、泣きそうになるくらい釣れなかったことがよくありました(笑)

 

アジングでもこのサビキ釣りや餌釣りと同じように、動かさないとアジが見切って口を使わないと言う現象が起きています。サイト(明るい場所で見ながら釣る)で釣っている時に、このサビキ釣りの時と同じようにアジがホバーリングしてワームの後ろに付いてじ~っと見ているのを何度も確認できました。

1gのジグヘッドだと、アジが後ろから付いてきてじぃ~っとジグヘッドを見て途中で見切って反転していく。1,5gに重さを上げると動きが早くなるので、じぃ~っと見る余裕がなくて見切る前に食ってくるようになる。といった事もよくありました。

 

意外と知られてないですが、軽いジグヘッドを使ってスローに釣っていると、アジがワームの後ろでヘリコプターのようにホバーリングして、ワームが餌なのかどうなのかじっと見ています。そして動きが遅いと餌ではないと見切って口を使ってくれないってことも、多くあるんですね。

 

ちなみに夏場の高水温期だと1gでは見切られるけど、1,5gに上げたら食うようになったという現象がよくありますが、冬場の低水温期だと0,4gだと見切られるけど0,8gだと食ってきたという事がよくあります。

夏と冬でジグヘッドの重さの範囲が違いますが、軽すぎるとアジに見切られるということは、夏でも冬でも起こりますね。

ジグヘッドは軽い方がいい、重たい方がいいではなく適切な重さを選ぶのが釣果アップのコツ!

 

 

「アジングはジグヘッドを軽くすると釣れる、軽くないと釣れない」と、言われることが多いですが、実際には重たくする方が釣れる状況も多々あるんですね。

 

確かに冬場の低水温期や産卵期などは1g以下の軽いジグヘッドの方が釣れる場合が多いです。しかし夏~秋のアジングに軽いジグヘッドを使うと、動きが遅すぎて見切られる場合が多く、1,5g~の重さを使った方が私の経験上、効率的に釣れやすいですね。

 

さらに重たいジグヘッドだと軽いジグヘッドと比べて、アジが吸い込んでから吐き出すまでの時間が長くなるというメリットもあります。軽いジグヘッドは重さが軽いのでアジが吸い込みやすい、でも軽いから吐き出しやすい。重たいジグヘッドは吸い込みが悪くなる、でも重たいから吐き出しにくい。当然ですがそれぞれ一長一短あるんですね。

 

 

「軽いジグヘッドじゃないと釣れない、重たいジグヘッドじゃないと釣れない」というのではなく、状況に合わせてそれぞれの重さのジグヘッドを使い分けることが、釣果アップのために重要になってきます。

 

私は基本的に、その日入ったポイントの状況(潮の流れ、水深、アジのライズの有無、外灯の光量)などを考慮してジグヘッドの重さを選択。反応が悪かったら重さを変更して、一番アジの食いがいい重さを探して釣っています。

 

ちなみに私が夏に軽いジグヘッドを使う時は、産卵のアジ、アミパターンのアジ、湾奥の居付きのアジを狙う時、サビキのコマセに付いた人口アミパターンの時などに出番が多くなりますね。

軽いジグヘッドじゃないと釣れないと思い込んでいた時に経験した苦い過去

 

私も過去に、アジングではジグヘッドが軽い方がよく釣れると思い込んでいた時期がありました。アジの生態もろくに知らないのに「1gでアタリがない。やっぱりもっと軽いのじゃない釣れないのかな。じゃあ0.8gに軽くするか~」的なノリで、ジグヘッドの重さをどんどん軽くしていました。懐かしい思い出です(笑)

今よりもアジが多くて釣りやすかった当時、そのような釣り方でもそれなりに釣果はありました。しかし、私よりも釣っている友人も多くいたので、「自分と何かが違うんだろうな・・・」という疑問も少し持っていました。

 

そんな時に普段から私よりよく釣っている友人との釣行する機会があり、ボッボコに釣り負けたんですね。

私は1,3gのジグヘッド単体、友人は2gのジグヘッド単体。釣れるペースは3倍超の差が付いていて、サイズも重たいジグヘッドを使っていた友人の方が数センチ上でした。(私が20~22cmくらい、友人が26~28cmくらい)

3倍ほど釣果に差が付いたといっても2対6とかいうレベルの差ではなく、この時の私は1時間で16~17匹ほど釣っていました。当時の私としては十分なペースだったのですが、2gで釣っていた友人の同じ1時間で53匹。さらに全体的なサイズまで友人の方が大きくて、圧倒的な差をつけられて完敗でした。

 

 

その時の状況はと言うと・・・・それはもう衝撃でした。今まで常識だと思っていた事が破壊されていく感じ。そりゃ~私が1匹釣る間に、横では3匹水揚げされているんですから(笑)そこだけ時空が歪んで早送りされているのか?と思いたかったくらいですw

 

サイズが友人の方がよかったのも不思議でした。立ち位置を変わってもらっても釣れるサイズは友人の方が大きい。「う~ん、なんでだ」と悩んでたのですが、友人に理屈を説明してもらって理解できました。

 

なぜ友人の方がサイズがよかったのかというと、1,3gで一定の深さを探ってくる速さと、2gで一定の深さを探ってくる場合だと、1,3gよりも2gの方が早く動かすようになりますね。そしてアジは大きいサイズの方が遊泳力が高く早く泳げます。なので大きいサイズのアジの方が2gの動きに早く追いつけるようになり、小さいサイズよりも先に食ってくるようになるんですね。

これを聞いた当時は目から鱗でしたね。「とりあえず試してみよう!」と早速2gのジグヘッドに変えてみると、友人が釣っていたのと同じサイズがヒット。それも1,3gで届く範囲で。1,3gと2gの飛距離の差でサイズが違っていたのではなく、リトリーブスピードにより遊泳力の早い大きいアジが食ってきているのを体感できました。

 

 

その経験をきっかけに、ジグヘッドの重さを大幅に見直すようになりました。

1,3gくらいを基準に開始してジグヘッドをどんどん軽くするように組み立てていたのを、逆に重たくするローテも試すようにしていき、水深1mほどのシャロー帯でも2g以上のジグヘッドも使ったりと、今までより幅広いジグヘッドの重さを使い分けてアジングを組み立てるようになりました。

 

その結果、どのような状況で軽いジグヘッド、重たいジグヘッドを使い分けて釣ると効果があるか?という事がわかってきてアジングの幅が広がり、釣果も右肩上がりになっていきました。

 

そして活性が高いアジも、軽いジグヘッドを使ってスローに釣ることで見切られてしまい、実際は重たいジグヘッドを使うと普通に釣れるのに、自分自身で勝手に食いが悪いようにしてしまっている状況もあるという事に気が付くことができました。

 

 

そりゃもうめっちゃ楽しかったですよ。軽くした方が釣れると思い込んでいたのが、重たくした方がよく釣れる状況もあるんですから。2g以上のジグヘッドを使うようになることで、今まで軽いジグヘッドだと攻めれなかった場所も、ジグヘッド単体で攻めれるようになり、軽いジグヘッドしか使ってなかった時では釣れなかったであろうアジも釣れるようになりました

 

「2gのジグヘッド?アジングには重たいんじゃないw」と言っていたのが、「3gでも普通に釣れるよ。というかそれ以上の重さでも釣れるよw」と言い出すまでに、それほど時間は必要なかったですねw

 

当時は衝撃的な出来事でしたが、今となってはいい思い出です(笑)

夏アジングのポイント選びのコツとジグヘッドの重さ選択の注意点!まとめ

今回は、私がやっている夏アジのポイントを選ぶときに意識しているポイントと、ジグヘッドの重さを選ぶときの注意点を紹介しました。

 

アジは年中同じような場所に付くというよりは、時期によって付く場所が異なってきます。冬場の低水温期だと、潮通しのいい場所よりも流れの緩い港湾部の湾奥の方がアジが付いていることが多く、夏場の高水温期になると酸素量の多い、潮通しのいい場所に付くことが多くなりますね。

漁港でアジングをする場合、漁港内で少しでも潮通しがいい場所を意識してポイント選択するといった感じで夏のアジングのポイントを選択するようにしています。もっと大きな視点でみると、湾の中に数か所漁港などのポイントがあるなら、湾の出入り口に近い潮通しのいい場所を選ぶ、といった感じです。

 

夏が近づきアジが潮通りのいい場所に付き始めたら、「そろそろ夏アジングだな~」と海の中の季節の移り変わりを感じています(笑)

 

 

ジグヘッドの重さの選び方は、夏でも冬でも軽すぎるとアジが見切って食ってこない場合があるので、状況に合わせてちょうどいい重さを選択することが大切になってきます。

私は昔「軽いジグヘッドじゃないと釣れない!」と思い込んでどんどん軽くしていたのですが、「重たい方が釣れる場合もある!」ということに気が付く事ができ、色々な重さのジグヘッドを使うようになりました。そしてアジングの幅が広くなり、今までよりも釣果も上がり、もっとアジングが楽しくなっていきました。

 

 

おすすめのアジングジグヘッドは、究極の刺さりを追及したレンジクロスフックを搭載したレンジクロスヘッド。

20cm以下のアジ、産卵のアジ、アミパターンのアジを狙う場合は、アミパターン最強のフロードライブヘッドがおすすめです。

リトリーブ(巻き)の釣りをメインでやるなら、ラッシュヘッドがおすすめです。

 







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