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アジングでアタリがあるけど乗らない時に確認したい6つの事!

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アジングをやっていて、「アタリがあるけど掛からね~」って時ありますよね!!

でもアタリがあるけど掛からないからと言って、落ち込まないでください。

 

アタリがあるってことは釣り方は合っているんです。間違ってたらアタリすらないですから(笑)

 

 

私は今でも、「アタリがあるけど掛からない」って事があります。感知できたアタリを100%掛けるのが理想ですが、そんなことは滅多にありません(笑)

そんな時はアタリの出方などの状況を分析して、掛からない要因を潰していきフッキング率が高くなるように工夫しています。

 

しかしアジングを始めた当時は「なんでアタリがあるけど掛からないんだ?反射神経が悪いのか?」と悩みまくりました。

 

しかし掛からない原因を考えたり、友人との釣行で掛からない原因に気づけたりして、1つ1つ潰していくと、アタリの出方や状況などから「なぜアジからアタリがあるけど掛からないのか?」という原因が分かるようになってきました。

 

そこで今回は、私が10年以上かけて学んできた【アタリがあっても掛からない時に確認する事】を、すぐに実践できるようにまとめて紹介します。




アジングジグヘッドの針先は鋭いか?

まずはアジの口に一番近い部分の問題から潰していきます。

 

今まで何度も言ってきましたが、大切な事なので何度でも言わせてもらいますね。

 

【アジングは針先が命】と言えるくらい、針先の鋭さが重要なんです。アジに一番最初に触れる部分なので当然なんですが、私は針先をあまり気にしてなかった時もありました。

そのせいで、「鋭い針先のジグヘッドを使っていたら釣れた」であろうアジを、たくさん逃がしてしまってたんですね。

 

針先が鋭くないジグヘッドを使っていると、どうなるか?というと、アジの口の中で針先が滑ってしまい刺さりが悪くなります。コッと明確なアタリがあっても、びっくりするくらい刺さりません(笑)

 

 

針先が鋭いジグヘッド、鋭くないジグヘッドで比較すると、針先が鋭いジグヘッドの方が圧倒的によく刺さります。針先が命というのがよく分かります。

 

今では針先は鋭くないと刺さらないことを知っていますが、当時は「自分の反射神経が悪いから掛からないんだ」・・・などと悩みまくりましたね(笑)

 

特に初心者の方に多いですが、針先をチェックしていなくて知らないうちに針先が訛っているフックを使ってしまい、アタリがあっても掛からないっていう状態になっている場合が多いです。

 

さらに意外かもしれませんが、新品で購入したジグヘッドの針先も鈍っている場合があります。

新品購入時のチェック、実釣時もこまめに針先をチェックして、鋭い状態を保つように意識する事が、釣果アップのために超重要です!!

 

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アジのサイズにフックサイズが合っているか?

「針先チェックしたけど、鋭い針先で問題ない!!」でもアタリがあっても掛からない場合。次に考えるのは、アジのサイズにフックサイズが合っているか?を考えます。

 

アジのサイズが大きいのに小さいフックを使っている場合、合わせを入れてもすっぽ抜けてしまう可能性があります。

逆に小さいサイズのアジに大きいフックを使うと、吸い込み切れなくて掛かりにくくなります。

 

 

私も針先と同じく、フックサイズを気にしてない時期がありました。

夏~秋の高活性なアジを狙った時、アタリがあっても掛からなかったので、フックが大きすぎるからアジの吸い込みが悪くなってると思い、どんどん小さくしていきました。

 

すると「アタリがあっても掛からない状態」だったのが、「アタリすらない状態」になりました(笑)

「アジの群れが居なくなった」と都合のいいように思ってたのですが、横で釣っていた友人は変わらず釣っているんですね。

「こっそりガルプ使ってるのかw」と思ってワーム、ジグヘッド、重さを聞いてみたら、ワームとジグヘッドの重さは同じ。ジグヘッドのフックサイズが違うだけでした。

 

そこでフックサイズを同じに変えてみると、アタリが出るようになって掛かるようになったんですね。

 

 

よくよく考えるとコッやカサカサッといったアタリはアジの口に針先が触れることで、感じるようになるわけで。

フックサイズが小さいと針先がアジの口に触れずに吐き出されるようになり、アタリすら感知できなくなるだけでした(笑)

 

理屈が分かったら「なんだ、そんなことか」と思うんですが、あまり考えてなかった当時、「フックは小さい方がいい」と思いこんでました。

アジのサイズが小さい、活性が低い場合はフックサイズを下げるのも一つの手段ですが、アジのサイズが大きい、活性が高い場合はフックサイズを大きくしないと、アタリの感知、フッキングの面において大きくマイナスになります。

 

 

そこで、その場所に入っているアジのサイズ、活性に合わせてフックサイズを選択してやると、吸い込み切れなかったり、すっぽ抜けを減らせます。

 

参考までに大まかなアジのサイズとジグヘッドは、

レンジクロスヘッド(レンジクロスフックM)18㎝~30㎝

フロードライブヘッド(レンジクロスフックS)15㎝~20㎝

レンジロスフックSS ~15㎝

ラッシュヘッドM 18㎝~30㎝

ラッシュヘッドL 25㎝~50㎝

大まかな目安としてこのくらいのアジとジグヘッドを選択して、アジの活性によってフックサイズを調整するといいでしょう。

 

アジのサイズ、活性に合わせてフックサイズを選択する事を覚えてから、すっぽ抜けなどのフッキングミスが激減しました。

 

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釣り方にフック形状が合っているか?

「針先のチェックをしてフックサイズをアジに合わせた!それでも掛からない」

その場合は、釣り方とジグヘッドのフック形状が合ってない可能性があります。

 

現在、アジングの主な釣り方はリフト&フォール、リトリーブの2種類。(圧倒的にリフト&フォールの方が多いかな?とも思いましたが、説明しやすいので2種類に分けてます。)

それぞれ釣り方によって、アジがジグヘッドに捕食してくる位置が違ってきます。よってフォール、リトリーブの釣り方に合わせてフック形状を合わせてやると、フッキング率がアップします。

 

リフト&フォールの場合、アジがジグヘッドの頭の部分に食ってくることが多いですね。その時にロングシャンクのジグヘッドだと、フックを咥えきれない場合があり掛りが悪いです。

そこでリフト&フォールの釣りの場合、ショートシャンクのジグヘッドを選択すると、フッキングがよくなります。

 

リトリーブの釣りの場合、アジがジグヘッドの後ろから食ってくることが多いです。この時にショートシャンクのジグヘッドだと、フックまでアジが咥えてなくて掛からなかったり、浅く掛かってすぐにバレることが多いですね。

そのために、ロングシャンクのジグヘッドを選択すると、フッキングがよくなります。

 

針先の形状を選ぶときの注意点。

ロングシャンクのジグヘッドに針先はストレート、内向きのフックを選ぶと、後ろから食ってきて一発で吸い込み切れてなくても、針先はアジの口に触れにくいです。そしてアジが違和感を感じずに追い食いをして、奥まで吸い込みやすくなります。

そのような時は、「コッコッコッ」といった感じで何度もアタリが出ますね。どのタイミングで合わせようか迷いますが(笑)

 

私がリフト&フォール、リトリーブの釣りに合わせてフックを使い分けるようになった後。

 

風などの要因で、リフト&フォールの釣りをしているつもりでも、実際はリトリーブの釣りになっていてアタリがあるけど壊滅的に掛からない時がありました。

あまりに掛からなかったので、悔しさを通りすぎて半泣きになるレベルでしたねw

 

横風が吹いている状況。リフト&フォールでアジを狙っていて、アタリがあるけど掛からない状況。

ショートシャンクのジグヘッドを使っているのになぜ掛からない?と疑問に思っていたのですが、横からの風にラインが煽られてジグヘッドが引っ張られていて、自分ではリフト&フォールの釣りをやっているつもりでも、実際はリトリーブの釣りになっていたんですね。

 

そのことに気が付いてからは、横風にラインが煽られてショートシャンクのジグヘッドで掛からない時にロングシャンクに変えてやると、よく掛かるようになりました。

意外と自分ではフォールの釣りをやっているつもりでも、風などの条件では無意識にリトリーブの釣りになっている場合があるので注意が必要です。

 

参考までに、レンジクロスヘッド、フロードライブヘッドをショートシャンク。ラッシュヘッドをロングシャンクとして使い分けをやっています。

 

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ワームのサイズが大きいから吸い込みが悪い、小さいから吐き出されやすい!

ジグヘッド関係の問題を解決しても掛りが悪い場合。次は、ワームがフッキングの邪魔をしている可能性があるので、ワームの問題を排除していきます。

 

アジングワームはボリュームがあるワーム、スリムなワーム、硬いワーム、柔らかいワームなど色々なワームがあります。

 

私はポイントでの過去の実績、自分好みのワーム、釣り方、その日の気分などで使い分けますが、ワームのサイズが大きくてアジが吸い込み切れてない場合、アタリがあってもコッという金属的なアタリではなく、ムニュっといった柔らかい感じのアタリになる時があります。

このようなアタリが出る場合は、ワームが邪魔をして吸い込み切れてない可能性があります。

 

そこでワームのサイズを小さくする、すこし細いのワームに変えて吸い込みやすくする、折れ曲がりやすいワーム(リブが深い、折れ曲がりポイントがあるワーム)に変える。

といった対応をすると吸い込みが良くなって、フッキング率がよくなります。

 

逆にカサカサっというアタリ、コッというアタリが出て掛からない場合、ワームが小さくてアジが吐き出すのが早い可能性があります。

このような場合は、ワームのサイズを大きくしてやる、ボリュームがあるワームにしてやる、などの対応をすると、アジが吸い込んでから吐き出すまでの時間が長くなって、フッキングがよくなりますね。

 

ワームを大きくする場合、小さくする場合の注意事項として、同じような形状のワームで大きさ、太さなどを変えてやるのがコツ。

全く別の属性のワームに変えると、アタリがなくなってしまう可能性があります。

 

同じようなワームの例

ネジネジ(太)スクリューテール(細)

アジリンガープロ(太)アジングビーム(細)

 

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ワームの刺し方が悪い?

ワームを刺し方が悪いとフッキングが悪くなる場合があります。

まっすぐ刺すのは意識している人が多いですが、まっすぐ刺す以外にも重要な部分があるんですね。

 

 

上の画像の2種類を比べると上と下で、針先が出ている範囲がそれぞれ違います。

 

この場合、下はワームから出ているゲイプの幅が狭く、アジの口に針先が刺さるのをワームが邪魔になります。

これは、小さいフックにボリュームのあるワームを組あわせる時になりやすく、アタリの出方もコンッという金属的なアタリではなく、ムニュっという感じの不明確なアタリになることが多いですね。

 

 

対処法として、ワームを指すときに中心に刺すのではなく、少しずらした位置で刺してゲイプが出るようにしてやると、アタリも明確に出るようになり、フッキングがよくなります。

 

 

私も昔はワームの刺し方ってあまり気にしてませんでした。小さいフックを使うときにアジリンガーを付けると、「針先があまり出てないな~」と思ったけど「まぁいっか、刺しなおすのめんどくさいしw」と思って使ってました。

 

そしたらアタリがあっても掛からない事がよくありました。アタリの出方もコンッ、カンッという金属的なアタリじゃなくてムニュっといった感じの変な感じになる。

 

原因が分かってなかった当時、「今日はアジの食いが悪いんかな?」ってくらいにしか思ってなかったんですよ。

 

 

しかしある時に、同じライン、ワーム、ジグヘッドを使って2つのロッドの性能を比較をしていたら、片方ではアタリが明確に出るけど、もう片方は明確に出ない時がありました。

 

「ロッドの性能が違うからかな?」と思ったんですが、ジグヘッドの針先をチェックした時に、それぞれワームの刺し方が違い、針先が出ている範囲が違ったんですね。

 

これか?と思い、針先が出るようにワームを刺しなおしたところ、アタリが明確に出るようになりました。。

 

「細かいところまで気にしないといけないんだな~」と思いつつ、ワームの刺し方によりアタリの出方、フッキング率が変わるという事を知ることができました。

 

ワームをまっすぐ刺すのも重要ですが、フッキングの邪魔にならないように刺すことも重要になってきます。

ロングワームの使い方が悪い?(2,5インチ以上のワーム)

釣れるけどあまり売れないワームになっているロングワーム。

ワームが大きいのでアピールが強い、操作感が分かり易い、アジが吸い込んでから吐き出しにくいなどメリットがあり、年間通じてケースに入ってます。

アイ ラブ ロングワームです(笑)

 

しかしロングワームは使い方、選び方が悪いと「アタリがあるけど掛からない、やっぱりでかいワームはダメだな」ってことになりかねないので注意が必要です。

 

ワームが折れ曲がりやすいものを選ぶ

ロングワームの場合、ワームが大きいのでアジの吸い込みが悪い場合があり、硬さや形状を考慮してやる必要があります。

最近のアジングワームは、昔みたいに「硬すぎてアジの吸い込みが悪い」という製品はほとんどなくなってきたので、硬さの点はさほど気にしなくてもいいと思います。

 

硬さ以外で気にしたらいい点は、アジが吸い込みやすい形状のワームを選ぶ事ですね。

 

 

どのようなワームが吸い込みやすいかというと、ボディにリブが深く入っているワームは、リブの溝下の径が小さくなっているので折れ曲がりやすくなり、吸い込みがいいです。

 

また意図的にワームの一部を細くして折れ曲がりポイントを作ることで、素材が多少硬くても折れ曲がりポイントの恩恵で、アジの吸い込みがよくなりますね。

 

最近は、折れ曲がりポイントが入っているワームも増えてきたので、リブが深いワーム、折れ曲がりポイントがあるロングワームを選ぶと、フッキングが良くなります。

 

アジに後ろから食わせている

リトリーブの釣りでアジを狙うと、「アジが後ろから食ってくるのでロングシャンクのフックを使うといい」ということを、上で紹介しました。

 

しかし、ロングワームをリトリーブの釣りで使った場合、アジが吸い込み切れなくてフッキングが悪くなる場合があります。

これはアジの活性によっても多少違いますが、一番はアジのサイズによる吸い込む力の違いが関係していると考えています。

 

 

個人的に24cm前後を境に、「アジがロングワームを吸い込めるか吸い込めないか?」が変わってくると感じています。

24cm以上だとリトリーブの釣りでも問題なく吸い込むけど、~24cmまでのサイズをリトリーブの釣りで狙うと、極端にフッキングが悪くなりますね。

 

そこでロングワームを使う場合は、基本的にショートシャンクのジグヘッド(レンジクロスヘッド)にリフト&フォールの釣り方で、アジにジグヘッドのヘッド部から食わせるように意識して狙うと、ロングワームを使って24cm以下のサイズを釣る場合でもフッキングが良くなります。

(私は17~18cmくらいのサイズを釣る時でも、ロングワームの方が食いが良い場面もあるので普通に使います。)

 

リトリーブの釣り狙う場合、ロングシャンクのジグヘッド(ラッシュヘッド)で針先がストレート、内向きのフックを使用すると、1回のアタリでアジが吸い込めなくても針先がアジの口に触れずに吐き出しにくくなります。

そしてさらに奥まで吸い込もうとコッ、コッ、コッみたいな感じで追い食いしやすくなり、フッキングがよくなりますね。

 

ロングワームを使うときは、基本的にショートシャンクのジグヘッドでリフト&フォールで使う。リトリーブの釣りで使う場合は、ロングシャンクのストレート、内向きのフック形状で、追い食いさせるのがフッキングが良くなるコツです。

 

すぐに実践できる!アジングでアタリがあるけど掛からない時に確認したい6つの事!まとめ

今回は私がやっている【アタリがあっても掛からない時に確認している事】を紹介しました。

 

まずは針先が鋭いかを確認

次にアジのサイズ、活性に対してフックサイズが合っているか?を確認。

そして釣り方にフック形状が合っているか?を確認。

 

この3つの項目がジグヘッド関係で確認しておきたい部分になります。

 

ジグヘッドの項目を確認して問題がなかった場合、ワームがフッキング率に影響を与えている可能性があるので、ワームの問題をチェックしていきます。

 

「ワームのサイズが大きいから吸い込みが悪いのか?小さいから吐き出されやすいのか?」

「ワームの刺し方が悪くてゲイプ幅がせまくなり、掛かりにくいのか?」

「ロングワームの選び方、使い方が悪いから掛かりにくいのか?」

 

という項目を潰していきます。

 

今回紹介した6つの項目を意識するだけで、「アタリがあっても掛からない」時に対処する事ができるようになります。

他にもライン、ロッドなどが原因でアタリがあっても掛からない場合もありますが、私はまず最初にアジの口に近い6つの項目を対処するだけで、フッキング率が大幅にアップしました。

 

ほんとちょっとした事ですが、そのちょっとした事で大きく釣果が変わるのがアジングの面白さでもありますね。

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