3月に入って一気に春めいてきました。
例年通り1月末辺りからフィッシングショーや諸々の用事で、長時間の釣行時間が取りにくくなってきます。
その代わりに短時間ではありますが、テーマを決めて土肥富のプロトフックのデータ取りに時間を使うようにしています。
そんな日々の中、先日は爆風、大雨というテストに最適な?気象条件だったので、気合入れてテストのアジングに行ってきました。
ジグヘッド単体ならもっと釣れる気がしたけど・・・・
夕マズメのタイミングが終わった頃にポイントに到着。
ポイントに行く道中は雨が降っていたけど、ポイントに付くころにはすっかり小降りになっていた。
一応カッパを着て長靴を履いてから、車のトランク内を雨よけにして道具を準備する。
ロッドはソルセンの78T、リールは07ソアレ2500HGS。
シンキングタイプのフロートリグを付けて、プロトフックをセットする。
明かりも十分効いていて、アジも寄ってきているはず!!沖の明暗付近を狙って投げて、表層付近から探ってくる。
「1投目から釣れるかな~」と密かに期待するも、残念ながら反応なし。
1投目からアタリがあるとテンションあがるんだけど、なかったら一気にテンションが下がる今日この頃w
今回はすぐに移動せずに、表層から底の方までじっくり探っていく。
投げる方向を変えたり、探る深さを変えたりして、丁寧に丁寧にアジの付き場を探っていくと、手前の掛けあがり付近で「コッ」と待望のアタリ!!
反射的に合わせを入れると、合わせが強すぎたようでアジが海面から飛び上がってきてしまった・・・・・・。
とりあえず1匹目が釣れてくれて一安心!!
しかし1gのジグヘッドでも届くような手前で釣れたから、もしかして沖にはアジが入っていないかもしれない。
「嫌な予感がするな~」と思いつつ、同じところに投げて同様に探ってくるも、アタリがなく再現性がない。
しばらく投げ続けてネチネチと探っていくも、手前の掛けあがり付近で釣れた1匹のみで、沖の明暗付近ではアジを見つけることができず。
「ジグヘッド単体で探ったらなんか釣れそうな気がするな~」と思うも、テストに集中するためにジグヘッド単体用の道具は持ってきてない。
これ以上粘っても時間がもったいないので、他の場所に移動です。
雨がロッドに当たる感触とアジのアタリを見極めろ!
2か所目に入った場所では、表層~底付近まで丁寧に探ったけど全くアタリがない。
早々に見切って次の場所に移動です。
3か所目に入った場所で道具を準備していると、雨が強くなってきた。
「雨が強いとロッドに雨粒が当たって、アタリが取りにくいんだよな~」と思いながら道具を準備していると、表層付近でライズあり!!
「いやいや、雨強いけどテンションあがちゃうよ♪」
期待を膨らませた1投目!!
雨粒がロッドに当たった感触をアタリと間違えそうになりながらも、チョンチョン~食わせの間~で「カツッ」と言う明確なアタリ!!
すかさず合わせを入れてヒット!!
安定のゴリ巻で寄せてきて抜きあげてキャッチ!!
うん、なんかライズの感じがアジっぽくなかったんだよねw
まぁ美味しいからいいんだけど、そういや去年のこの時期もヒラスズキをたくさん釣ったな・・・・。
嫌な予感がしつつも、ヒラスズキを締めてクーラーに入れる。
「今日は雨だし風も強いけんヒラスズキの日かな?」
と思ったら、ライズがなくなったw
そして風も強くなってきた。
まぁよくあることなんだけど、こんな日こそプロトフックのテスト日和・・・・のはずw
投げた後にラインが風で流されないように、しゃがんでロッドを海面に近づけて対応。
投げる方向、フロートの重さを変えたり、探る深さを変えたりしながら、アジの付き場を探していく。
大粒の雨がロッドやラインに当たった感触をアタリと間違えそうになりながらも、集中して探っていく。
しばらくアタリがない時間が続いて、「そろそろ移動しようかな~」と思った頃に、ようやく魚からのコンタクト!!
カサカサッというアタリだったので、雨がロッドに当たった感触との違いがよくわかったw
なんか雨がロッドに当たった感触と、アジのアタリの違いを感じる修行になってる気がする・・・・・。
それから数投して、またまたアジのアタリがあってもう1匹追加!!
「地合いに入って連発か?」
と思ったけど気のせいだったようで・・・・・。
お、おう。
またお前かよ。
そしてこのヒラズスキを釣ってから、30分ほどアタリがない時間が続く。
「なんかアタリないし、雨がカッパの中に入ってきたし、手もふやけてしわしわになったし、この1投でアタリなかったら帰ろう」
そのラスト1投目・・・・・。
釣れたので帰れなくなったというオチではなく、アタリなしで潔く終了して帰宅w
久々に修行のようなプロトフックのテストアジングになりました。
まとめ
というわけで、雨風の中でのアジング。
プロトフックのテストしたというよりは、雨がロッドに当たった感触とアタリの違いを見極める修行の釣りになりましたw
まぁそんな雨風強い状況でも魚を掛ける事ができるプロトフック、少しずつですが完成に近づいているのを実感しています。
良いものができるように1歩1歩確実に、地道なテストを進めていきます。
■タックル
ロッド:ソルティセンセーション PSSS-78T
リール:07ソアレ2500HGS
ライン:ソルトウォーターフィネスPE0,4号
リーダー:バスザイル8lb
飛び道具:シャローフリーク、自作フロート
フック:土肥富プロトフック各種
ワーム:アジリンガー、アジアダー、マッカムなど