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アジングロッド

がまかつ 宵姫 華 S66MLをアジングに使ってみた感想 インプレ!

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今回は宵姫 華 S66MLのインプレの話。

がまかつさんのアジングロッドと言えば、4,5年前に「宵姫の66、69のどちらかが、一番売れているロッド」という話を聞きました。理由は「1g以下のジグヘッドでも操作感がわかりやすく、20cm以下のアジでもよく曲がってやり取りが楽しめる。」といった使用感が人気になったようで、その流れに乗って他メーカーさんも一気に同じようなアジングロッドを出すようになってきましたね。

個人的に宵姫の前モデルのロッドはあまり好みではなかったのですが、今回新しく発売された宵姫 華のラインナップは、今までとは一味違うようで・・・。ふと寄った釣り具店で手に取って振ってみたところ、ブランクが細見だけど予想以上に張りが強い。トップのソリッドも、かなり反発が高く硬いソリッドが使われている。

 

「これ、かなりいいんじゃない?」

あまり期待せずに触ったロッド。タグがついている状態なので詳しいバランスまでは確認できないけど、予想以上にいい感じで一瞬で心を奪われました。「このロッドは実釣で使っておきたいな」と直感的に感じ、店頭に並んでいた63、66のどちらにしようか検討。63だと手持ちのアジングロッドと用途が同じになるので、使い分けができるS66MLを購入しました。

宵姫 華S66MLの使用感について多数お問い合わせを頂いてますので、インプレ記事を書いてみます。(ジグヘッドはレンジクロスヘッド、フロードライブヘッド、ラッシュヘッドを使用)(ラインはエステル、シンカーアジング、PEラインを使用)




宵姫 華 S66MLのスペックと外観、第一印象チェック

 

6フィート6インチのソリッドティップロッドで、重量は約49g。数年前までは50g台の重さで軽いと感じていましたが、40g台のロッドも増えてきましたね。技術の進化により、ロッドの軽量化がどんどん進んでいますが、ロッドの感度って数値化しにくいから、数値化しやすい重量を軽くして他社との違いを明確にするのが狙いかな?とも思ったり。

6フィート代のロッドで、30g台という超軽量のロッドが登場する日も近い??

 

ティップの径が0,8mm、バットの径が8,5mm。ブランクは全体的に細見だけど、かなり張りが強く作られていて、とても硬いソリッドが搭載されています。これだけ張りが強いと好き嫌いがはっきりと分かれそうですね。ちなみに私はこのようなロッドは好きですw

リールシートの上のブランク部には、感度の妨げになる文字やシールなどは一切なし。売るためのデザインを考慮すると文字などがあった方がいいと言われますが、あえてそれらを排除することで感度を高めることに全力を注いでいるのが伝わります。

リールシートはSKシート。軽量化を優先するならこのリールシートになるんでしょう。フロント部が短いので、リールフットに指を1本挟む持ち方だと、持ちやすいですね。逆にリールフットに指を挟まない持ち方をする私には持ちにくいです。

過去にとあるメーカーのSKシートを使ったアジングロッドを使ったことがありますが、それがもうびっくりするくらいグリップ回りが響かなかったんですね。価格はとても高いのに。その経験からSKシートはあまり響かないというイメージを持ってしまってたのですが、このロッドはそんなことなくグリップ回りも響きますね。ブランクは違うとはいえ、グリップ内部の構造などの色々な要因で響きが違うのだなと再認識することができました。

トップガイドのみSICが搭載。最近はトップガイドのみトルザイトをやめて、SICに変えているメーカーさんが増えましたね。

ロッドバランス

(ロッドの持ち方はリールフットに指を挟まないノーフィンガー(前持ち)での感想。)

 

約170~200gまでのリールを付けた状態だと、少し持ち重りを感じます。ロッドを水平より下に構えると、ちょうどいいバランスですね。230g前後のリールだと水平にバランスが取れました。

おそらくリールシートから下の部分が短いのが、持ち重りする原因になっているのでしょう。バランスよりも軽さと感度に、全ステータスを振り分けたって感じですね(笑)このバランスだとティップを水平より上に構えると、テンション抜けのアタリが取りにくくなります。特に低水温期、産卵期などの低活性のアジを釣るときにバランスの出ているロッドと比べると差がよく出ます。

 

ティップを水平よりも下に向けて構えると(私がリトリーブの釣りでよくやる構え方)、使いやすいバランスでしょう。また、少し持ち重りすることで、テンション抜けのアタリが取りにくくなる反面、水平にバランスが取れたロッドよりも、風の影響でロッドが煽られにくくなる利点があります。風速10m前後の風が吹く中でのアジングでは特に助かりました。

感度

反響感度は、とてもよく出ていますね。私が今まで使ってきたアジングロッドの中でも、トップクラスの感度が出ていると感じました。

リールシート上部のブランク部分には、振動の伝達の妨げになる文字、シールなどの余計なものは一切なし。売れるためのデザインを考えたらあった方がいいのでしょうが、それを排除して感度を徹底的に追及している。これ、個人的にとてもすごいことだと思いますよ。そして、かなり硬いソリッドが使われているので、反発が早くなり反響のアタリが伝わりやすいのでしょう。

 

実釣では、ジグヘッド単体、キャロでの遠投、水深20mほどのディープエリアでの使用で、活性の高いアジは当然のこと、活性の低いアジのアタリ、アミパターンの微かなアタリも、手元にきちんと伝えてくれました。

地形把握できる感度も抜群。ジグヘッドが岩に当たった感触。藻や砂地などに乗った時の柔らかい感触など、よくわかりました。実釣で使用していて反響感度に不満に感じることは、今のところないです。

しかしテンション抜けのアタリ、潮の流れの荷重変化は、ロッドバランスが少し先重りする影響で、バランスがきちんと取れたロッドと比べると感知しにくいですね。(リールは170g~190gを使用)

操作感

無風時で0,8gのジグヘッドとボリュームのあるワーム(アジリンガープロなど)の組み合わせで使い、操作感はわかりました。慣れると使えないことはないでしょうが、1g以下をメインで使うなら他のロッドを選んだ方がいいですね。

1g以上のジグヘッド、5g前後のキャロを使うと、操作感もわかりやすく、ティップがジグヘッドやキャロの重さに負けずに操作できます。水深20mほどのディープエリアで、3gジグヘッド、7gのキャロを使用しても特に問題なく、快適に操作できました。

 

張りが強い恩恵でロッドを動かした分、ロスなくきちんとジグヘッドが動いてくれるイメージ。1g以上のジグヘッド、5g前後のキャロを使うと、このロッドの性能を特に生かすことができますね。

キャスト

ブランクの細さと張りが強い恩恵で、風が強い時でもヒュッと風に負けずに、投げる事ができました。(風速10mくらいまで)全体的にガイドが小さいので、キャスト時の失速が起きるかと思っていたけど、失速感はなくきちんと飛んでくれます。ライン抜けが悪いとは感じず、快適に投げれますね。

1gのジグヘッド~3gほどのジグヘッドは特に問題なく投げることができ、7gほどのキャロでもロッド破損の恐怖感なく、投げることができました。(キャロは垂らしを長めに取って、投げるようにしています)

リールシートから下の部分が短いので、両手で投げる人は投げにくいですね。少しは慣れてきましたが、片手で投げるように設計されているのかな?

ロッドパワー

3gのジグヘッドをフルキャストして、着水ワンアクション目の位置で食ってきても、余裕でフッキングできます。また、水深20mほどのボトム、キャロで40mほど遠投した場所でアタリがあっても、問題なく掛ける事ができました。尺くらいのアジを表層付近で掛けたら、ゴリ巻きで海面を滑ってきます(笑)

しかし全体的に張りが強いので、魚を掛けてからの負荷が腕に結構掛かります。魚を掛けてからのやり取りはロッドを立てて行うのではなく、水平よりも少し上にしてドラグを少し滑らしながら巻いてくると、腕への負担は軽減されるでしょう。(このロッドだけじゃなく高弾性のロッドでのやり取りは、この方法だと腕の負担が軽減されます。)

試した抜き上げ重量は、5mほどの高さの足場で尺くらいのカサゴ(約400g)まで。尺アジくらいなら余裕で抜けます。しかしロッドへのダメージなどを考えると、ある程度重さがある魚は網ですくった方がいいかなと思います。

高弾性のアジングロッドは、抜き上げる時に縦にロッドを立てると折れやすいので、ロッドをあまり立てずに横に抜き上げるようにすると良いでしょう。

宵姫 華 S66MLの使いどころ

1g以上のジグヘッド単体、5g前後のキャロを使う時に出番が多くなりそうです。ジグヘッド単体での近距離、キャロで遠投の両方で狙えるポイント、県外に遠征する時などロッドを複数本持ち込むことが難しい場合などにも、1本で色々できるので重宝しますね。

 

私がジグヘッド単体で使う場合だと、シャローや水深10m超のディープエリアで主にリフト&フォールでアジを狙う場合。流れの強い場所でジグヘッド単体で狙うときなどによく使用しています。キャロだと8gくらいまでのMキャロ、タングステンキャロで遠投するときに使っています。

アジのサイズは主に20cm以上を狙う時に使うこと多く、それ以下のサイズが釣れることが多い場合は、オーバースペックなので別のロッドを使うようにしています。

がまかつ 宵姫 華 S66MLをアジングに使ってみた感想 インプレ!まとめ

 反響感度、軽さに全ステータスを振り分けたって感じのアジングロッド。ブランクの文字の排除している部分などから、感度がよく出ているだろうと思っていましたが予想以上でした。これでロッドバランスが良かったら言うことないんですが、反響感度の高さでバランスの悪さを補っているという感じですね。

 

数年前のアジングロッドの流れは、軽量ジグヘッドの操作感が分かりやすく、小さいアジでも曲がるって楽しめるという流れになっていましたが、最近になってまた張りが強めのロッドが登場するようになってきましたね。そして重量も50g台は当たり前って感じで、40g台もロッドも増えてきました。あと数年したら30g台のロッドが当たり前って時代になってくるのかな?とも感じますね。

技術の進歩で今までは難しかった「軽くて強いロッド」ができるようになってきたのかな?とも思いますが、低水温期、産卵期などのシビアなアジを狙うときは特にバランスが非常に重要になるので、軽さだけを追及するのではなく、ロッドバランスが取れているといった点も考慮されているとありがたいですね。







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