現在進行しているプロトフックの中で、最優先でテストを進めていたフック。実釣データをまとめ、色々と修正点を見つけて寸法を微調整した図面を作成して、土肥富に修正をお願いしました。マイクロメーターで寸法を測定した部分もあり、いつもの癖で0,01mm単位で変更指定しそうになりました(笑)しかし職人さんに「寸法指定が細かすぎる」と怒られたらいけないので、0,1mm単位で図面を作成して変更を依頼しました。(それでも寸法指定が細かすぎと怒られないかドキドキしていますw)
修正されたプロトが上がってくるまでゆっくりしようと思いましたが、今テストしているフックの後にテスト待ちのフックが数種類あるんですね(笑)テストを控えているフック達の方が、現在最優先でテストしているフックよりも難しい予感が・・・・・。
というわけで、今のうちにテストできるところは前倒しでやっておこうと思い、アジングへ行ってきました。
風裏の産卵アジポイントを選択
風が強かったので、風向きを考慮して風裏になるポイントを選択。予想通り風はあまり吹いてなく、ジグヘッド単体でも釣りができそう。「産卵のアジが入っていたらいいんだけどな」と思いつつタックルを準備する。
最初の場所で準備したタックルはヌーボコルトプロトタイプ612L-Tにシンカーアジング0,2号を巻いた17スティーズタイプⅰハイスピードをセット。プロトフックにワームはアジリンガーを付けて開始する。(ロッドは612UL-HSを持ってくるつもりが、間違えてチューブラモデルを持ってきていたw)
湾奥の潮通しがよくない場所だけど、海面は白波が所々に立っていてうねりも入っている。ちょっと厳しいかな?と不安に思いながら開始。そして不安は的中するもので、表層から底まで一通り探って反応なし。扇状に投げる位置を変えて探っても反応なし。釣れそうにないな~と思って釣っているとあきらめがつくのも早いもので、さっさと見切って他の場所にアジを探しに移動です。
サーフに寄り道したらヒラスズキ乱舞!!
次のポイントはどこにしようかな?と思いながら移動していると、潮が高くなってきていた。それを見て、途中のとあるポイントが気になったので寄ってみる。
風とうねりがあるけど、濁りはあまり入ってない。ベイトを追ってアジが浅場まで入ってないかと思い海面を少し観察していると、白波に交じってライズっぽいのを確認。白波なのかライズなのかイマイチ判断が付きにくかったけど、ライズだと信じて道具を用意する。ライズの大きさからしてアジなら尺以上は確定、しかしこの荒れ具合だとヒラスズキの可能性も高い。
ヒラスズキだった場合は確実に食べたい釣りたいので、ソルティセンセーション、PSSS-73Tに17セオリー2004h。ラインはスモールゲームPE0,3号にリーダーは2号、土肥富プロトフックのタックルで挑む。
風は弱まったタイミングで投げ、すぐに糸ふけを取り表層付近を探ってくる。着水して糸ふけを取って最初のアクションを入れてからの食わせの間でコンッとアタリ!!
合わせを入れた瞬間にドンッといい重量感がロッドに乗る。
重量的には・・・・ヒラスズキかな?と思いながらゴリゴリ巻いてくる。少し巻いたところで激しいエラアライ!!やはりヒラスズキだった!!
飲み込まれても余裕があるようにリーダーは2号にしてあるけど、糸が口に当たって擦れる感触はない。これなら多少強引にやり取りしても大丈夫かなと思い、少しドラグを締めてゴリゴリ巻いて寄せてくる。4~5回エラアライを繰り返すとだいぶ弱ったようで、すんなり寄せてきて波に合わせてずり上げて無事にキャッチ!!
60cmほどのヒラスズキをキャッチ!!写真撮ったらすぐに〆て丁寧に血抜きしておく。口に突っ込んだ左の親指が若干擦り切れているけど、ヒラスズキを釣った勲章だと思うことにするw
余韻に浸りながら「何にして食べようかな~」と考えながら海を見ていると、少し違う場所でライズが発生!!もしかしてヒラスズキが結構入ってる?テンション上がってすぐに投げようとする気持ちを抑えてリーダーをチェック。痛んでないのを確認できたら、投げて先ほどと同様に探ってくる。
アタリがなかったので少しずつ投げる位置を変えていき、チョンチョンとやってからの食わせの間・・・を2回繰り返したところでコンッとアタリ!!
合わせを入れたらドンッといい感じの重さがロッドに乗るも、最初の1匹よりは軽い。エラアライ2回ほどやったらすぐに疲れたようで、無事に2匹目をキャッチ!!
いい感じで肥えて美味しそう!!〆ているとまたまたライズが起きる!!今日はヒラスズキが入っているみたいですな。リーダーをチェックすると傷んでいたので、ジグヘッドを結びなおすことに。
ヒラスズキ狙いなら今使っているプロトよりも、ラッシュヘッドLサイズの方が合っているかな・・・・。ということでラッシュヘッドLの1,4gに変更して再開する。
荒れたおかげかヒラスズキの活性が非常に高いようで、またまたヒットして3匹目をキャッチ!!腕は力が入りにくくなり、指は擦り切れまくっていますが、テンション上がりっぱなしです♪いいタイミングに当たったみたいですね!
少し間が空いてからもう1匹追加!!この1匹でヒラスズキはもう満足です♪
というわけでアジを探そうとランガン開始。しかしめぼしいポイントを打っていくも残念ながらアジからのコンタクトは無し。もう少し丁寧に探ったらアジを見つけれたかな?とも思いましたが、ヒラスズキで満足していたので終了としました。
シャローなサーフでヒラスズキ狙い!ほんとはアジングに行ったんだけどな(笑)まとめ
産卵のアジは外しましたが、ヒラスズキが釣れてくれてよかったです♪しかし腕がちょいと筋肉痛になり、左の親指も擦り切れて痛いっすwヒラスズキなどの獲物を持つときはフィッシュグリップが必要ですね。
産卵のアジも脂たっぷりで美味しいけど、個人的にはヒラスズキの方が好きなので食べるのがたのしみです。今回はどうやって食べようかな?
うれしい悩みです♪
■タックル①
ロッド:ヌーボコルトプロトタイプ612L-T
リール:17スティーズタイプⅰ
ライン:シンカーアジング0,2号
リーダー:リバージ4lb
フック:土肥富/odz プロトフック
ワーム:アジリンガー、ベビーサーディンなど
■タックル②
ロッド:ソルティセンセーション PSSS-73T
リール:17セオリー2004h
ライン:スモールゲームPE0,3号
リーダー:バスザイル6lb
フック:土肥富/odz プロトフック、ラッシュヘッドL
ワーム:ベビーフィッシュ、ベビーサーディン