この記事を書いた人

あおむし/矢野。愛媛県在住。国内最古の針屋、土肥富のテスター。レンジクロスフック、レンジクロスヘッド、フロードライブヘッド、ラッシュヘッドの設計、テストを担当。アジングで累計20000匹以上のアジを釣った経験を元に、より多くのアジを釣るための情報を発信しています。

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アジングタックル アジングライン アジングロッド

【2023年版】買ってよかったアジング製品ベスト5は?

こんにちは、矢野です。

 

今回は2023年版、

買ってよかったアジング製品

【ベスト5】を紹介しますね。

 

毎年恒例のなったこの企画。

 

2023年も

アジングロッドやアジングリール、

ラインにワームなど

色々な製品を使ってみました。

 

で、当然ですが、

めっちゃよかったものや

イマイチだったものなど

色々ありましたね(笑)

 

まぁ、イマイチだったものは

表では紹介しませんので、

そっと置いといて、

使ってよかったものを紹介します。

 

この記事はYouTubeでも

公開していますので、

ラジオ代わりにお聞きください。

 

 

アジングロッド① 鯵道1G S622L

1本目のアジングロッドは

鯵道1G S622Lになります。

 

正直言って

今年買ったアジングロッドは

結構豊作だったので

どれにしようかちょっと迷いましたが、

 

その中でも

1本目の良かったロッドは

アジング入門にピッタリの

鯵道1G S622Lですね。

 

実売1万円ちょいの価格ですが、

感度、バランスなどが

中堅クラスのロッドに

匹敵するくらい優秀で

アジを釣るために必要な要素が

お値段以上に詰まっています。

 

 

1万円ちょいで変えるロッドも

ここまで進化したのか~

っていう感じですね。

 

水深5mくらいまでの

漁港やテトラ帯のポイントで

1g前後のジグヘッドを使った

リフト&フォールの釣りに使うのに適した

初心者の方でもとても扱いやすい

スタンダードなモデルです。

 

入門ロッドって価格は安いけど

感度やロッドバランスがイマイチで

アジのアタリを手元で感知しにくい

ロッドが多かったんですね。

 

その結果、

自分の釣り方が悪いから

アタリがないのか?

 

それとも竿の感度が悪いから

アタリが取れてないのか?

分からないことも多かったですよ。

 

 

また、ジグヘッドの操作感が

分かりにくいロッドだと、

自分が何をしているか

さっぱり分からなくなって

「アジングって難しいな~」って

なることが多かったんですね。

 

しかしこの鯵道1G、S622Lは

1万ちょいで買えるロッドとは

思えないほど

感度、ロッドバランスがいいので、

アジング初心者の方でも、

アジが食ってきた時のアタリや、

ジグヘッドの操作感も

分かりやすいです。

 

 

アジング初心者にありがちな、

ジグヘッドの操作感を感じないから

何をやっているか

さっぱり分からないことも減り、

アジのアタリを感じて掛けていく

アジングの楽しさを満喫できる

おすすめのアジング入門ロッドになります。

 

 

もう最初の1本に迷ったら

この鯵道1GのS622Lを買っておけば

間違いないくらい

超おすすめのロッドになりますので

初心者の方はぜひお試し下さい。

 

 

アジングロッド② サンダーショット65T

 

2本目の良かったアジングロッドは

サンダーショット65Tですね。

 

6フィート5インチの

張りが強いチューブラのロッドで、

現在のアジングロッドの

ベースとなっている

ウエダのバスロッドの中でも

非常に張りが強いモデルだった

4S-610Sにそっくりです。

 

 

ウエダの610を好んで使っていた人なら

おお~ってなるかなと思いますね。

 

サンダーショットの

性能を活かせる使いどころは、

水深1mほどの浅いポイントや

水深10mを超える深いポイントで

1,3g以上のジグヘッドを使った

リフト&フォールの釣りや、

5g前後のキャロ、スプリットを使うと

この竿の性能を存分に活かせますね。

 

 

柔らかいロッドのように

アクションを入れたら

ロッドがアクションを吸収して

ジグヘッドがあまり動かない・・・

ということもなく、

重ためのジグヘッドでも

イメージ通りに動かしやすいですし、

 

水深10m以上の深いポイントでも

水圧に負けずに

ジグヘッドをイメージ通り

動かしやすくなったり、

フッキングストロークが足りずに

合わせが決まらないってことも

減らせます。

 

 

さらに冬場の季節風など

風速10mほどの

強風が吹き荒れる状況でも

張りのあるブランクの恩恵で

風を切り裂いて

狙った方向へ投げれます。

 

そして、張りの強さの恩恵で

アジを掛けてから主導権を与えずに

素早く寄せてこれるので、

藻場などの障害物がある場所でも

キャッチできる確率も上がりますね。

 

 

さらに、一番気になる感度は

キンキンによく出ていて、

手元で反響がキ~ンと

気持ちいいくらい響きます。

 

というか、

この響き方は癖になりますね(笑)

 

個人的にスペリオルシリーズは

現在のアジング市場にある

量産品のロッドの中で

トップクラスの感度が出ていると

思っていますが、

このサンダーショットも同様に

かなり高感度に仕上がっていました。

 

ただ、当然デメリットもあって

ロッドの張りが強い分、

1g以下のジグヘッドを使うと

操作感があまり手元に伝わらないので

結構扱いにくいです。

 

 

1g以下のジグヘッドを

メインで使うことが多いなら

別のロッドを選んだ方がいいですね。

 

あとは、ロッドの張りが強いので

アジを掛けた後に

腕への負担が大きかったり

竿の曲がりを見ながらのやり取りは

あまり楽しめません。

 

アジを掛けるまでの過程に

重点を置いている竿になるので

掛けた後はあっという間に寄せてきて、

数を伸ばすのを楽しむ感じが

おすすめですね(笑)

 

 

といった感じで

当然デメリットもありますが、

そのデメリットを

余裕でかき消すくらいのメリットが

このサンダーショットにはあります。

 

 

現在のアジング市場で

こういった張りが強くて

感度がキンキンに出ている

アジングロッドはほぼないので

探している人も

多いのではないかなと思いますね。

 

特にウエダのバスロッドの

4Sー610Sが好きだった人には

ドンピシャで嵌ると思います。

 

2023年の

フィッシングショーで触って

即購入を決断したロッドでしたが、

その決断が間違ってなかった

いいアジングロッドでした。

 

アジングリール 23イグジストSF

 

リールはダントツで

イグジストSFですね。

 

23ヴァンキッシに23エアリティ、

そして23レガリスなど

色々買いましたが、

やっぱり一番良かったのが

イグジストSFでした。

 

 

135gと超軽量なので

竿とリールを合わせた

タックル総重量を

200g以下にするのも

容易になりましたね。

 

技術の進歩はすごいっす。

 

ただ、この軽さで

いいタックルバランスが出る

アジングロッドが少ないので

ちょっと使う竿は選ぶ必要があります。

 

で、このリールを使って

一番いいと感じたのは

感度がアップしたことですね。

 

僕がこういうことを言うと

物議をかもすかもしれませんが、

使用するリールの種類によって

手元に伝わる振動の大きさが

結構変わるんですよ。

 

 

例えば、ロッドやライン、

ジグヘッドとワームは全て同じで

リールだけ交換して

反響の伝わり方を比較すると

リールの種類によって

手元に伝わる反響の大きさが

色々変わります。

 

 

その同一条件で

23ヴァンキッシュと

19ヴァンキッシュを比較したら

19ヴァンキッシュの方が

圧倒的に響きがいい。

 

23イグジストSFと

23ヴァンキッシュを比較したら

23イグジストSFの方がよく響く。

 

18イグジストと

19ヴァンキッシュを比較したら

19ヴァンキッシュの方が

圧倒的に響く、みたいな感じですね。

 

これはアジング初心者の友人でも

明確に違いが分かったくらい

コンッというアタリの伝わり方、

アクションを入れた時の操作感の伝わり方、

潮の流れの変化の感知のしやすさなどが

変わりました。

 

 

リールの種類によっては

素手で竿を持っているのに

手袋をつけて竿を持ってたっけ?と

勘違いするくらい

感度が違う場合もありましたね。

 

ただ、

これは全ての竿やリールで

試したわけではないので、

竿のリールシートの形状の違いなど

色々な要素で変わる可能性がありますが、

鯵道5G S622Lで比較したら

手元に伝わる振動に違いがありましたね。

 

 

そういった理由で

今年買ったリールの中では

イグジストSFが一番良くて

ジグヘッド単体のアジングで

使うことが多くなっています。

 

 

値段は非常に高価なリールになりますが、

釣果に影響がある感度の向上など

新しい世界を見ることができて

値段なりの価値がある

いいリールだと思います。

 

これは買うのに

めっちゃ勇気が入りましたが、

本当に買ってよかったですね。

 

 

アジングライン ザ・ワン

 

アジングラインでよかったのは

ザ・ワンですね。

 

このラインは

何といってもとにかく細い。

 

一番細い0.08号に至っては

髪の毛と同じレベルで

めっちゃ細いっす(笑)

 

 

この細さの恩恵で

ジグヘッドの飛距離が

他のラインの追受を許さないレベルで

ビューンとぶっ飛びます。

 

この飛距離が出るという部分が、

ザワンを使って

1番良かったところですね。

 

 

特に軽量ジグヘッドを使うことが多い

産卵期のアジを狙う時や

大勢の人と並んで釣りをする時は、

この細さによる飛距離が

かなり強い武器となります。

 

 

今年の春先の産卵期のアジングの時、

ザワン0.08号や0.1号を

メインで使っていましたが、

 

0.8gや1gのジグヘッドが

エステルで1.3gや1.5gを

投げた時のような感じで

飛距離がビューンと伸びて、

少し沖に着いたアジを

軽量ジグヘッドで狙い撃ちできました。

 

また、

普段から人が多いポイントでは、

同じ重さのジグヘッドを

より遠くに飛ばすことで、

周りの人が探ってない範囲を攻めて

一人だけ釣れる可能性が高くなりますし、

思わぬサイズが出る可能性も

高くなります。

 

逆に欠点は耐久性ですね

 

ノットはPEラインのように

FGノットで簡単に結束できますが、

細い上に根ズレにめっちゃ弱い

PEラインの素材なので、

耐久性は非常に低いです。

 

 

新品の時は

合わせ切れによるラインの高切れは

ほとんどなかったのですが、

1.2回使うことでラインが傷んで

強度が極端に劣化します。

 

0,08~0,13号を

何度か使ったら

エステルに合わせた

200g程度のドラグ設定でも、

メインラインの部分が

合わせ切れすることが多発しました。

 

負荷が掛かりやすい

結束部が飛ぶのはわかるんですが

メインラインがプチプチ切れるので、

頭の中は???でいっぱいでしたね(笑)

 

 

毎回釣行の度に傷んだ部分を

10mほどカットして使っていましたが

それでも高切れが多発したので、

このラインは前作のアーマードの様に、

スプールに巻くだけでも

糸潰れによる劣化が

発生している可能性がありますね。

 

 

なので、対策としては

150m一気に巻くのではなく、

必要に応じて50mで3回、

75mで2回に分けて

リールに巻くのが良さそうです。

 

0.2号以上は

目立った強度劣化もなく

扱いやすいんですけど、

0.13以下になると細い分

強度劣化が目立ちましたね。

 

 

そういった理由で

個人的に0.13号以下の極細番手は

普段使いで使うのではなく、

産卵期のアジングや

他の人が多く並んでいる状況で

アジングをする時など

特定の条件で使うようにしています。

 

 

細さによる強度劣化はあるものの、

他の追従を許さない

圧倒的な飛距離が武器となり、

僕は産卵期のアジングで

めちゃくちゃ使えましたね。

 

最近の僕の使い分けは

普段はエステルやシンカーアジング。

 

 

飛距離が欲しい産卵期や

人が多い場所で並んで釣る時は

ザ・ワンといった感じで

使い分けをしています。

 

一長一短あるラインですが、

使い所とラインの巻き方を工夫したら、

かなり有効な武器となりました。

 

 

醤油 田中屋 プレミアム醤油

 

醤油は田中屋さんの

プレミアム醤油になります。

 

去年紹介した魯山人醤油も

めっちゃ美味しいのですが

和歌山の醤油だったので

僕の地元の愛媛県で

何か美味しい醤油はないか色々探したら

このプレミアム醬油があったんですよ。

 

 

愛媛県にある

田中屋さんが作ってる醤油ですが

原材料の大豆、小麦、塩から

めっちゃ拘っていて

遺伝子組み換えの原材料や

食品添加物を一切使ってない

拘りがたっぷり詰まった

醤油になります。

 

 

時間をかけて拘って作ったので

美味しいのは当然ですが、

この醤油を使うことで

食材の旨さが引き出されて

より美味しく食べれるようになります。

 

 

アジの刺身や塩焼きなど

アジ料理全般に使うのがもちろんですが、

他の魚の刺身にもめっちゃ合います。

 

というか

この醤油との組み合わせで

素材の良さが

ワンランクもツーランクも

アップするって感じですね。

 

 

醤油を変えるだけで

こんなに味が変わるのか・・・

と衝撃を受けましたね。

 

アジングで釣ったアジは

素材として最高レベルなので

普通に食べても美味しいのですが、

その素材を活かす調味料も

最高レベルのものにすると

美味しすぎて幸せになります。

 

 

特に奥さんや彼女がいる方は、

この醤油を使って

自分で釣ったアジを料理を振舞うと

めっちゃ美味しかったから

またアジを釣ってきて~と言われて

アジングに行きやすくなるかもしれません(笑)

 

 

ただ、あまりアジばかり釣ってたら

アジ以外の魚が食べたいんだけど・・・

と言われるかもしれないので

注意してくださいね(笑)

 

 

たかが醤油と思うかもしれませんが

最高級の食材である釣ったアジだからこそ

最高級の調味料を合わせて食べると

至福の時間を味わうことができます。

 

めっちゃ美味しい醤油なので

ぜひお試しください。

 

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まとめ

ということで、今回は

2023年買ってよかったアジング製品

ベスト5を紹介しました。

 

2023年も色んなメーカーさんの

製品を試してきましたが、

竿にリールにラインなど

結構豊作だったと思います。

 

今年も現時点では

フィッシングショーも開催されますし

色んなメーカーさんから

新しい新製品の情報も出てきていますので、

 

また色んな製品を買って試してみて

より多くのアジを釣るための研究を

続けていこうと思います。

 

また、いい製品があれば紹介しますね。

 


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