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あおむしの釣行記4

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あおむし/矢野。愛媛県在住。釣り、革靴が好きな30代。国内最古の針屋、土肥富(どひとみ)のテスター。アジング歴10年超、累計10000匹以上アジを釣ってきた経験を元に、よりアジを釣るための情報発信をしています。

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アジングライン

【アジング】 エステルラインのメリット、デメリットとおすすめ3選+リーダー!

投稿日:2017年9月3日 更新日:

今回はアジングのメインラインとしてよく使われるようになった、エステルラインの話。

 

ジョーカーと言う名のエステルラインが、アジングのメインラインとして登場したのが2010年。

フロロ、PEがアジングのメインラインとして使われていた当時、ジグヘッド単体でエステルラインを使うと高感度でフロロ、PEよりも明確にアタリが分かり易くなる。軽量ジグヘッドを遠くに投げる事ができるなど、初めて使った時はその性能の良さに衝撃を受けました。

こんなに明確にアタリがわかるのかと。エステルを使う事で、新しい世界が広がっていくのを感じました。

 

それから10年近くの年数が経過。

発売当時は賛否両論ありましたが、今ではアジングのメインラインとして多くの人に使われるようになり、各メーカーからもエステルラインが発売されました。

 

個人的にこのエステルラインの登場により、1g前後のジグヘッドも遠くに投げられる。そして高感度なので繊細なアジのアタリを手元で感知しやすく、アタリがわかることでアジングが楽しくなる。その結果、アジングのジグヘッド単体の釣りが、流行るようになるきっかけになったと考えています。

 

2010年のジョーカーの発売当時、エステルラインの取扱いについて記事を書いていましたが、今回当時の記事を加筆、修正して再掲載します。




エステルラインの特徴

エステルの特徴を一言でいうと、PEラインとフロロカーボンの中間くらいの性能を持つラインになる。

 

比重

PEラインが約0.97。

フロロカーボンが約1,78。

エステルラインは約1,38。

 

伸び

フロロ>エステル>PE

 

一番伸びが少ないのはPE。次にエステルがくるが、エステルラインはフロロと比べて負荷の掛かりによる伸び方が違うだけで、ゆっくり負荷を掛けていくと最終的にフロロと同じくらい伸びる。

 

潮馴染み

フロロ>エステル>PEライン

潮馴染みは比重の重いラインの方がいい。特に1g以下のジグヘッドを使用した時に差がよくわかるでしょう。

エステルラインのメリット

アタリの取りやすさ

エステルラインの1番のメリットと言えば、比重と伸びの少なさの恩恵によるアタリの取りやすさになる。

フロロメインでアジングをしていた当時、初めてエステル(ホンテロン)を使ってアジングをした時のアタリの取りやすさは衝撃でしたね。

こんなに明確にアタリを感知できるのかと。

 

アタリを感知しやすい要因として、比重が約1,4近くあるためにロッドの先からジグヘッドまでのラインの軌道が、PEライン使用時よりもまっすぐになりやすい。

そのためにPEラインよりもアタリが取りやすくなる。表層付近だとあまり差は感じないが、水深が深くなったり、軽量ジグヘッドを使用した時だと、差が分かりやすいでしょう。

 

また、フロロよりも伸びが少ないので、手元にコンッと出る反響のアタリは取りやすくなる。「一度エステルを使うともうフロロには戻れない」という人も多くなっています。

経験が少ないアジング初心者は、フロロでは感じにくいアタリも、エステルだと明確に感じやすい。アタリが分かりやすいという事は、「アクションを入れてどのタイミングでアジが食ってくるか?」といった事を覚えやすくなるので、アジングが上達するスピードが早い傾向にある。

フロロよりも操作感が分かりやすい

ラインの伸びが少ないため、フロロよりもジグヘッドを操作した時の存在感が分かりやすい。水深がある場所などは、差をよく感じる。

PEよりも風に強くて潮馴染みがいい

PEラインよりも比重があって、尚且つ単線で出来ているので、同じ太さでも風の影響を受けにくい。ジグヘッドがスッと海に入っていく感じ。

潮の影響も少なくなるので、潮馴染みがよく、1g以下の軽量ジグヘッドなどで釣る場合も使いやすい。

PEラインよりもノットが簡単

フロロなどの直結できるラインと比較したら、ノットを組むという手間がデメリットとなるが、PEライン、シンカーアジングなどと比べると、ノットが比較的簡単にできる。私はトリプルエイトノットで結束しています。

エステルラインのデメリット

瞬間的な負荷に弱い

これがエステルラインを使う上での一番のデメリット。瞬間的な負荷が掛かると、すぐに切れてしまう。ラインが細いからすぐ切れて当たり前なんだけど、慣れてなかったらびっくりするくらい(笑)

アジングをやっていて、ラインに瞬間的な負荷が掛かる場面と言えば、アジを掛けた瞬間と投げた瞬間になる。この時に起こりやすいトラブルが、俗にいう合わせ切れキャスト切れになる。

 

合わせ切れの対策はドラグ設定を緩くしてやる。

0,2号なら100~150g。

0,3号なら150~200g。

0,4号なら200~250gくらいの設定で使用してやるといい。

最初は手で引っ張るような感覚に頼るよりも、ペットボトルに水を入れて持ち上げてから、ドラグの設定をしてやると確実でしょう。

 

キャスト切れの対策は、ノットの結束部まで巻き込まずに、投げてやると切れるのが減ります。垂らしがほとんどない状態で投げてしまうと、切れる事が多くなるので注意。

 

劣化スピードが速い

もう一つのデメリットは、劣化スピードの速さ。

エステルラインを使用して、アジを釣ったりしてラインに負荷を掛けていくと、ラインが少しずつ伸びて細くなっていく。(エステルラインは瞬間的な負荷に弱くてすぐに切れるが、ゆっくり負荷を掛けていくとフロロと同じくらい伸びが出る)

元々細いラインの上に、負荷が掛かった部分が伸びて細くなり、弱くなっていくので、軽く引っ張っただけで簡単に切れてしまう。

 

エステルの種類によって劣化スピードは多少違ってくるが、足場4mほどの釣り場で、25cmほどのアジを10匹ほど釣ったら、ラインが少し伸びて切れやすくなる。そのため、定期的にラインの劣化を確認しないと、合わせ切れ、抜き上げの際にラインが切れてしまう恐れがあるので注意!

また、根掛かりを外そうとラインを引っ張った時は、伸びる距離も多くて劣化部分も多くなる。毎回釣行の度に、劣化した部分を数メートル切らないといけないので、釣行回数が多いとライン代がかさんでしまう。

 

※2018年9月1日追記

2018年春にアンバーコードD-PETというエステルが登場しました。

下記のおすすめエステルラインの部分でも紹介していますが、このエステルラインは耐久性が高くて、170匹ほどアジを釣っても強度低下が平均で8%ほどしかなく、非常にコスパがいいです。

ラインメーカーさんの技術の進歩により、エステルラインの劣化の速さはデメリットではなくなってきていると感じています。

リーダーが必要

リーダーが必要なPEラインと比べたら、エステルラインのノットは簡単なのでメリットになるが、ナイロン、フロロを直結で使用する場合と比べたら、リーダーを結ぶという事が面倒になる。エステルラインも種類によって伸びの多さが変わったり、最近では0,5号以上のエステルも発売されているので、伸びが多いエステル、結束強度の高いエステルだと、リーダーを付けなくて直結で使用できるものもある。

しかし、ジグヘッド単体のアジングで使用されることが多い0,2~0,4号の太さだと、合わせ切れ防止の他にもアジを釣って抜き上げた時に、ラインを持つと伸びが少ない分切れやすくなる。そういった理由からリーダーは付けた方がいいでしょう。

また、アジを抜き上げたあとは、メインのエステルラインの部分を持つのではなく、リーダーのフロロ部分を持った方がいい。メインのエステルの部分を持つと、アジが暴れた時に負荷が掛かり、結束部から簡単に切れます。

※合わせ切れ、キャスト切れ、劣化スピードなどは、使用するタックルバランスや、使用状況などでも変わってきます。

エステルラインに使用するリーダーの種類と太さ

エステルラインのリーダーに使用するラインの種類、ナイロン、フロロ、エステルの3種類。

 

ナイロン

伸びがある分、フロロ、エステルのリーダーと比較して食い込みが良くなる。アミパターンや産卵期などの食いが渋い時に、効果がよくわかる。

 

 

フロロカーボン

根ずれなどに強く、一番使用頻度が高い。

 

エステル

ハリス用ラインとして有名なホンテロン。エステルラインが世にでる前に、一部マニアで密かにアジングのメインラインとして使用されていた。感度最優先の伸びが少ないラインの組み合わせになるので、ドラグセッティングに気を付けたい。

リーダーの太さと長さ

メインラインが0,2号の場合は0,6~0,8号。0,3号の場合は0,8~1号0,4号の場合は1~1,2号。

このくらいの太さで使用していると、結束強度も出やすくて使いやすいでしょう。長さはそれぞれ3~40cm位の長さを取っています。

おすすめのエステルライン3選

私が今まで使ってきたエステルラインの中で、「これはよかった!!」というおすすめのラインを紹介します。

 

感度重視のジョーカー

アジングのエステルラインとして最初に登場したライン。色々なエステルラインが登場した今でも根強い人気を誇る。エステルの中でも伸びも少なく、感度も高いライン。

とある釣具店の店員さんは、「色んなラインが出ても、エキスパートほど最後はジョーカーに戻ってくる」と言うくらいだ。

 

すべてのバランスが良いアンバーコード

伸び、感度、硬さなどのバランスがよく、初心者でも扱いやすいエステルライン。結束強度も高く、0,5号以上になると直結で使用している人も多数いる。150m巻きなので、75mで2回に分けて使うか、150m全部巻くか悩む所。

 

視認性重視、高耐久性のアンバーコードD-PET

視認性が売りのラインはルミナシャインのイエローだったが、光量が少ない場所だと視認性はそれほどよくなかった。しかし新しく発売されたアンバーコードD-PETの失透ピンク。このラインは透けないので光量が少ない外灯下でのアジングでも、視認性がよくてラインの方向が確認しやすい。

 

伸び、硬さ、感度のバランスも非常によく、結束強度も非常に高い。200mで売られているが、100mずつ巻けるように、2つのボビンに巻かれて入っている。(ラインは中心で繋がっているので、200m巻、100m巻のどちらでも使用可能)

個人的に100mずつ巻いて使用するので、この100mずつ分けてつかえるようになっているのは非常にありがたい。そして耐久性も他のエステルラインと比べても非常に高く、コストパフォーマンスが最高。

どのエステルラインを巻こうか迷ったら、このラインを一番おすすめします!

 

関連記事 アンバーコードD-PET0,3号失透ピンクをアジングに使ってみた感想、インプレ!

 

【アジング】 エステルラインのメリット、デメリットとおすすめ3選+リーダー!まとめ

エステルラインが発売された当時は、瞬間的な負荷に弱くて合わせ切れをするデメリットの部分が多く強調されていました。しかし、デメリットの部分がきちんと理解されて、エステルラインをアジングで使うメリットの方が多いと感じる人も増えてきて、たくさんの人が使うようになってきました。

使う人が多くなると、各メーカーさんから色んなエステルラインが発売されるようになり、選択肢も多くなってきました。選択肢が多くなると、どのエステルがいいか悩んでしまうんですけどね。しかし基本的な特徴はどれも同じなので、硬さや伸びなど好みで決めたらいいでしょう。

 

私はエステルラインの登場により、アジングのジグヘッド単体の釣りが爆発的に流行るきっかけになったと思っています。軽量ジグヘッドでも飛距離が出やすく、感度がいいので初心者でもアタリが取りやすい。

使っていてアジングが、より楽しくなるラインだと思います。

 

メリット、デメリットをきちんと理解した上で使用すると、ジグヘッド単体のアジングにとても使いやすいラインだと思います。

是非一度使ってみて新しい世界を体験してみてください♪







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