こんにちは、矢野です。
今回は、エックスブレイド
D-PET0,3号
失透ピンクのインプレです。
超高感度アジングラインの
シンカーアジングが登場してから
エステルの使用頻度が
少なくなってきました。
しかし、
全く使わないわけではなく、
潮や風の状況や
狙うアジのサイズに合わせて
シンカーアジングやPEラインと
使い分けをしています。
しかし、エステルは、
「この製品の性能が
飛びぬけていいから使う」と、
決まっていたわけではなく、
気分的に数種類のラインを
使い分けるといった感じでした。
そんな中、
よつあみさんから
エックスブレイドD-PETの
失透ピンクというエステルが
発売されました。
うたい文句の中に
視認性がよい、結束強度が良いなど
個人的に興味をそそられる部分があり、
失透ピンクの0,3号購入して
アジングのジグヘッド単体で
使用してみました。
すると、このエステル。
めっちゃよかったんですよ。
想像していた以上に
感度や操作性など、
使い勝手がよかったので、
思わず友人にも
「エックスブレイドの
D-PETが神ってた」と
連絡してしまうくらいでしたw
100m、200m巻きどちらでも使える!
エックスブレイドD-PETは
200m巻きでの販売ですが、
100mずつ巻きやすいように
ボビン2つに100mずつ巻かれています。
しかしボビン中央で
ラインが繋がっているので、
200m巻きでも使用可能。
僕は100mに分けて巻くので、
真ん中のラインが
繋がっている部分をカットして
100mずつ巻いて使用しています。
100mずつ巻く人、
200m一気に巻く人、
どちらにも対応できるのが
いいですね。
以前から、
200m巻きのエステルは、
100mずつ巻きやすいように
途中にマーキングが欲しいと
思っていましたが、
マーキングよりも簡単に
100mに分けて巻けるように
なっています。
これは超便利です!!
エックスブレイドD-PETの抜群の視認性
エステルも色々な種類が登場していて、
最近では視認性がいいと謳う
エステルも多く登場しています。
この、
エックスブレイド
D-PET(失透ピンク)も
視認性の良さを
売りにしていますが、
ラインを失透にしている恩恵で
視認性が非常にいいです。
ルミナシャインのような
視認性の良さを
売りにしているラインでも、
ある程度の光量がないと
透明ラインとほぼ変わらないですが、
エックスブレイドD-PETは、
光量の少ない薄暗い外灯でも
ラインの視認性がよく、
ノットを組む時や、
投げた方向が分かりやすいです。
ジグヘッドを投げた方向が
分かりやすいと、
どの方向にジグヘッドが飛んで、
どの位置を探ってきているのか、
というのがイメージしやすいです。
僕は夜のアジングで、
自分がイメージしている場所と
違う場所からジグヘッドが
返ってくるときがあったりします。
潮の流れを読めてなかったり、
ラインが風に煽られていたり、
投げる位置が
狙った場所よりもずれていたり・・・・
などが原因ですね。
視認性がよくて
ラインが見えることで、
今までは手の感覚だけを
頼りにしていたのが
視覚も使えるようになり、
自分がイメージしているのと
実際の位置の差が減ることになり、
より正確に手前まで
探ってこれるようになりました。
ジグヘッドが
どの位置を通ってきたのか?
というのが分かりやすくなることで、
同じ場所を探ってこれるようになり
再現性も求めやすいですね。
また、
大勢で並んで釣りをする時も、
自分が投げている方向が
わかりやすいと
周りとのトラブルが減ります。
初心者の友人が
このラインを使って
夜に投げる練習をしていますが、
視認性がいい恩恵で
どの方向にジグヘッドが
飛んでいるか分かりやすいので、
狙った方向に
投げる練習になると言って
投げまくってます(笑)
感度、操作性、ライントラブル
アミパターンや産卵のアジの
シビアなアタリを
感知することができ、
他のエステルと比べても
感度、操作性に
差はほとんど感じられず、
従来のエステルに
視認性、耐久性の
アドバンテージが加わった
という感じです。
ラインの硬さも、
硬すぎず柔らかすぎず
といった感じですね。
実釣2日前に
巻いて使用しましたが、
バックラッシュの
トラブルも1度もなし。
5回目の使用時に
ラインに巻癖が付いて、
投げた後に糸ふけを取ろうとしたら
糸よれができましたが、
軽く引っ張ると
解消されるので
ストレスなく使用できました。
耐久性が非常に優秀(強度データあり)
視認性以外に
非常にいいと感じた部分が
このラインの耐久性。
エステルは
アジを釣っていくとラインが伸び、
その部分が弱くなって
切れやすくなります。
エステルの種類によっては
25cm前後のアジを10匹ほど、
足場5m位の高さから釣ったら
急激にラインが弱くなり、
結束部分から切れる事が
よくありました。
ドラグ設定や
竿の硬さの違いによっても
変わりますが、
基本的に数十匹釣ったりすると
ノットの部分が弱くなって、
ちょっと引っ張ると
簡単に切れるように
なることが多いです。
そのため、僕は普段、
エステルを使って
アジングをしている時に、
10匹くらい釣って
ラインに負荷が掛かったかな?と感じたら、
結束部分を引っ張って
強度を確認するようにしています。
さらに1回の釣行が終わって
次の釣行の時は、
ノット部分を引っ張ると
簡単に切れる場合は、
そこから上の劣化した部分も
手で引っ張って切ってから、
劣化してない部分を
使用するようにしていました。
しかしこのエックスブレイドは
耐久性が非常にいいですね。
良いというよりも
良過ぎるという表現をした方が
いいかもしれません(笑)
1回の釣行で
18~25cmまでのアジを
50匹ほど釣った後、
結束部分を引っ張っても
プツっと切れずに
強度が出ているままでした。
この時点で
「あれ、このライン
耐久性いいんじゃない?」
と感じました。
数日後の次の釣行の時も
結束はそのままで釣っていき、
1回目と同じくらいの
18~25cmのアジを
60匹ほど釣りました。
それでも結束部を引っ張っても
切れることなく、
強度低下は感じられませんでした。
そして3回目の釣行でも
結束部を結びなおさずに
釣っていき、
同サイズ60匹ほど釣りました。
3回の釣行で
18~25cmまでのアジを
合計約170匹。
さすがにこれだけ釣ったら
ラインに負担が掛かって
結束部で切れるだろうと
思いましたが、
引っ張っても切れることなく
まだ使えそうでした。
「いやいや、
どんだけ耐久性高いんだよw」
この時点で、
「結束の部分を
弱く引っ張りすぎているから
切れないのか?」と
自分の感覚を
疑ってしまいましたね(笑)
感覚だけでなく、
実際にどのくらい劣化しているのか
数値を知りたかったので、
繊維関係の友人に
測定してもらいました。
新品時のライン
新品時のデータ。
最大1,6lbなので
もっと低いと思っていましたが、
意外にも1,6lbよりも
高い数値が出ています。
170匹釣った後のライン
測定したラインは
主に使用した20mの部分。
データは低い番号がリール側、
高い番号がノット側になり、
1-9がノット部分の強度です。
数値で見たら
耐久性がさらにヤバいですね。
どんだけ良すぎるんだと
思わず突っ込みたくなりました(笑)
さすがに新品時に比べたら、
ラインが少し伸びて
径が細くなって強度低下していますが、
170匹釣って
これだけ強度が出ていたら
十分でしょう。
実際に結束部を引っ張っても
全然切れる気配がなかったですね。
1-3の部分の強度が落ちていますが、
この部分は
投げた時やフッキングなどで
負荷が掛かかりやすかった部分。
負荷が掛かって
強度低下しているといっても
1,5lbほどの強度が出ていて、
耐久性良過ぎです(笑)
エステルは1度使用したら
劣化した部分を切って使うので
消耗が激しかったのですが、
これだけ耐久性が上がっていると、
そのイメージが完全に覆されますね。
※使用環境
ロッドは18コルト642L-HS。
リールは18フリームスLT2000S-HG。
足場は3m~5mの高さで抜きあげ、
ドラグ設定は約200gで使用。
根掛りは一度も無し。
【進化したエステル】エックスブレイドD-PET0,3号失透ピンクをアジングに使ってみた感想、インプレ!まとめ
光量が少ない場所でも
視認性が非常によく、
投げた方向の確認、
ノットの結びやすさなどの
恩恵を得られます。
視認性だけでなく
耐久性が非常に高いので、
エステルの巻き替え頻度が下がり
コスパもいいです。
結束強度も非常に高いので、
エステル使用時に起こりやすい
合わせ切れも減ります。
実際170匹釣って
合わせ切れは1度も無し。
耐久性、結束強度が
高いおかげで、
合わせ切れで悩むことも
少なくなりそうですね。
100mずつ
簡単に巻きやすいのも高評価。
エステルをより使いやすいように
工夫されて作られたラインですね。
色々なメーカーから
エステルが発売されていますが、
僕が今まで使ってきた
エステルの中でも
頭一つ抜け出した感じの
ラインでした。
予想していた以上に良い
エステルだったので、
アジングを始めたばかりの初心者、
エステルの巻き替えを
検討している友人達に
おすすめしまくってます(笑)
初心者の方でも
とても扱いやすいエステルなので、
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