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【インプレ】鯵道3G S612Lはコスパ最高のアジングロッドなのか?

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こんにちは、矢野です。

今回は、かなり注目されているアジングロッド、鯵道3gのS612Lを詳しく紹介します。

鯵道3Gシリーズは、鯵道5G、鯵道1Gの中間のクラスに位置づけするアジングロッドで、5Gと1Gの出来が良かったので3Gはどうなのかな?と思って、鯵道3G S612Lを買って使ってみました。

で、鯵道3gのS612Lを一言で言うと、鯵道5Gとブランクの素材は同じだけど、ガイドをアルコナイトにして、リールシートをスケルトンに変えた、安く作ったモデルの竿ですね。

鯵道5Gよりもロッドバランスは劣るけど、同じレベルの感度が出ていて、1万円台で買える竿としては、衝撃を受けるレベルです。

実際に使ってみましたが、この竿をこの値段で出されて困るメーカーさんも多いんじゃないかなと思うレベルで仕上がっていましたね。

そんな僕が使って衝撃を受けた鯵道3G S612Lの感度やロッドバランス。

このロッドの性能を活かす使い所や5GのS622Lと3GのS612Lのどっちを買った方がいいか?など、詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事は、YouTubeでもアップしています。文字では伝わりにくい部分もあると思いますので、動画も合わせてご覧ください。

鯵道3G S612Lの感度は?

5GのS622Lと比較したら、ぼぼ同等の感度が出ていますね。1万円台で買える竿としては衝撃を受けるレベルの感度が出ています。

それぞれアジのアタリの伝わり方や、ジグヘッドを地面に擦った時の振動の伝達を比べましたが、違いが分からないくらい良かったですね。

アジのコンッというアタリが取れるのはもちろん、アミパターンや産卵期のカサッとかツッという繊細なアタリも取ることができます。

またジグヘッドが岩に当たった時の感触や、藻に当たった感触なども分かりやすいですね。

鯵道5gと同じ素材を使っているとはいえ、反響の伝わり方は劣るだろうな〜と思ってましたが、いい意味で期待を裏切られました。

ロッドバランスは?

鯵道5g S622lよりは先重りのバランスになるけど、思ってた以上に良かったですね。

軽さだけを追求してロッドバランスが残念な竿かな?と思ってましたが、しっかりとリフト&フォールに適したバランスになるように作られてます。

実際に135gのリールを付けて前持ちをすると水平のバランスになって、大体リールフットの前の部分に重心が来ますね。

ロッドの持ち方によって重心が多少変わりますが、大体135g〜160gくらいのリールで合わせるといいバランスになります。

こういったスケルトンのリールシートを搭載した竿って、軽さだけ追求してバランスが悪い竿が多い印象でしたが、しっかりとリフト&フォールに適した、竿を水平、もしくは水平よりも少し上になるロッドバランスを意識して作られています。

ただ、鯵道5G S622Lとは違ってリールシートの部分に金属パーツを色々と付けているので、おそらくこの部分でロッドバランスが出るように調整したんだと思います。

なので、鯵道5G S622Lのような神バランスの良さは感じれないですね。

その為、鯵道5Gと比べてジグヘッドの重さがフッと抜けるテンション抜けのアタリは取りにくいですし、食わせの間を入れた時の引き抵抗の違いはわかりにくいです。

ただ、これは鯵道5GのS622Lのバランスが良すぎるだけで、鯵道3gを先重りするバランスって言うと、他のメーカーでは先重りしすぎる竿もあったりするので、値段を考えたらとてもいいバランスが出ていると思います。

ジグヘッドの操作感

アジングでよく使う1g前後のジグヘッドの操作感は分かりやすいですね。竿を上下に動かしてアクションを入れた時の操作感は手元によくトントンっと伝わります。

無風時なら0.5g前後のジグヘッドの操作感も伝わりますが、あまり実用的な重さではないですね。

ただ、鯵道5g S622lと比べて、先重りのバランスになるので、ジグヘッドの細かい操作感や食わせの間の引き抵抗などは分かりにくいです。

ざっくりイメージすると、鯵道5gが指揮者のタクトを振る感じで、超軽く振れる感じで、3gがドラムのスティックを振る感じ。ってのが分かりやすいかなと。

ただ、アジングでよく使う1g前後の重さのジグヘッド~2g前後でも普通に使いやすいので、1g以下の軽いジグヘッドをメインで使われることが多い方は、他のロッドを選ぶのがいいですね。

持ちやすさ

リールフットに指を挟まない前持ちやリールフットに指を挟む持ち方など、色んな持ち方で普通に持てます。

最初は、スケルトンタイプのリールシートなので、リールフットに指を挟まない前持ちでは持ち難いんだろうな〜って思ってましたが、リールシートの下の部分がしっかり手の平に当たることで、前持ちでもしっかりホールドできて、持ちやすかったです。

なので、この竿は特に持ち方関係なく、普通に持てますので、僕のような前持ちをする方でも大丈夫です。

 

でも前持ちで持つ場合は、鯵道5gのIPSの方が持ちやすいんで、僕は好きですね(笑)

投げやすさ

1g前後のジグヘッドが、普通に投げやすかったです。

張りが強い竿だと、投げる時に指を離すタイミングが結構シビアだったりしますが、この竿は普通に投げやすかったですね。

ただ、ガイドのフレームが2本足になっているため、鯵道5gのS622Lと比較したら、投げた時の空気抵抗を感じます。

鯵道5G S622Lだと、ヒュンっとストレスなく軽く振り抜けできますが、鯵道3Gは投げた瞬間にブォンブォンと空気抵抗を感じるなど、鯵道5Gと比べて振り抜けはよくないですね。

特に、少しでも風が吹くと空気抵抗をよく感じるので、風が強い時に釣りをすることは多い方はストレスを感じるかもしれません。

ロッドパワー

水深7mのポイントで、2gのジグヘッドをフルキャストした先の底付近でアジが食ってきても、フッキングできるロッドパワーがあります。

竿が柔らかくて、合わせを入れてもベリー部分が合わせの力を吸収して、合わせが決まらないってこともなく、アジを掛けていく楽しさを味わえます。

アジングの一般的なポイントで、快適に扱えるロッドパワーでちょうどいいですね。

アジの抜け上げは28cmまで試しましたが、余裕で抜けました。この感じなら尺前後でも普通に抜けますね。

ただいつも言ってますが、抜き上げの際は竿を上に立てると、ベリー部分に負荷が掛かって簡単に折れる可能性があるので、横にスライドする感じで抜きあげると破損を防げます。

鯵道3G S622Lの性能を活かす使い所

水深7mくらいまでの漁港やテトラなどのポイントで、1g前後〜2gくらいまでのジグヘッドを使ったリフト&フォールの釣りで使うのに適しています。

1g以下のジグヘッドをメインで使うには向いてないので、軽いジグヘッドをメインで使われる方は他のロッドを選んだ方がいいですね。

ロッドの持ち方も、他のスケルトンのリールシートのように、リールフットに指を挟まないと使いにくいってこともなく、色んな持ち方で対応しています。

一般的なアジングのポイントでとても使いやすい、スタンダードなアジングロッドです。

最初の1本に鯵道3Gはどうか?

最初の1本を買うのに鯵道3gはどうか?と言うと、個人的には鯵道1Gの方がおすすめですね。

理由として、いきなりスケルトンのリールシートを使うよりも、鯵道1GのIPSのリールシートの方が手の平にフィットする感じで持ちやすいですし、今後のアジングロッドのステップアップを考えた時も、上位の竿で名作と言われる竿は、IPSのリールシートの方が多いです。

さらに5Gシリーズとブランクの素材が同じなので、繊細なアジングロッドの取り扱いに慣れてないと、すぐに破損させてしまう可能性が高いです。

なので最初の1本として買うのだったら、鯵道1G S622Lを使ってみて、そこから違う竿にステップアップするのがおすすめです。

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鯵道1Gからのステップアップに3Gは?

スケルトンのリールシートが大丈夫なら、ステップアップにもアリかもしれないですが、5Gと3Gの値段差を考えたら、個人的に5Gがおすすめです。

感度は5Gと同等でも、ロッドバランスが市場にあるアジングロッドの中でトップと言ってもいいレベルで素晴らしく、ジグヘッドの細かい操作感やジグヘッドの重さがフッと軽くなるテンション抜けのアタリの取りやすさは、5Gの方がダントツで上です。

さらに鯵道5Gを使う事で、いいロッドバランスの感覚を手で覚える事ができるので、そういった意味でも、鯵道1Gからのステップアップを考えるのなら、価格差を加味しても鯵道5Gが超おすすめです。

僕は発売されてから4年経った今でも、S622Lを2本所有して、バリバリ使っています。

鯵道3Gはどんな人におすすめ?

まぁ正直言うと、鯵道5Gと1Gの出来がいいので、おすすめしにくいってところがあるんですが、これはスケルトンタイプのリールシートに興味がある人におすすめですね。

スケルトンのリールシートに興味がなくて、アジング入門の最初の1本を探しているなら鯵道1G、そして鯵道1Gのステップアップなら5Gがおすすめとなります。

で、鯵道3Gを購入する時の注意点ですが、リールシートの形状の関係で合う合わないがはっきり分かれるので、とりあえず釣り具屋さんで現物を触ってみて、リールシートが気にならないのならOK。

持ちにくいな~と感じたなら、5Gを買った方が失敗せずに済みます。

もしロッドの購入は全て通販だよって方は、もう鯵道5Gを買った方が間違いないと思います(笑)

まとめ

と言う事で,今回は鯵道3gのS612Lを紹介しました。

水深7mくらいまでのポイントで1g前後のジグヘッドを使ったリフト&フォールの釣りに適した竿で、感度は1万円台で買える竿とは思えないくらいよく出ていて、衝撃を受けました。

ロッドバランスは鯵道5gと比べて先重りになっていますが、それでも135gのリールを付けて前持ちすると、水平のバランスになるくらいいいロッドバランスが出ています。

この値段でこのレベルの竿を出されると、困るメーカーさんも多いんじゃないかなと思いますね。

スケルトンタイプのリールシートが好きな方には、ぴったりの竿でした。

 

で、次に出るのは鯵道7Gですが、これも気になってる人は多いんじゃないかな?と思います。

個人的に鯵道7Gを出すなら、ロッドバランスは鯵道5Gと同等で感度が上じゃないと、あまり7Gの必要性はないですね。

バランスを悪くして感度がいい竿だったら他にもありますし、わざわざ7Gを買う理由もないかなと思います。

まぁ今回の鯵道3Gの仕上がりを見ていると、ロッドバランスは意識して作られているので、期待はしていますが、どうなるか楽しみですね。

 

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