今回はPEラインを買った話。
キャロ、フロートを使って遠投をする場合、リールにある程度長さが残ってないと高切れした場合に、ライン残量がなくて釣りが出来なくなるという事態になってしまいますね。
過去にラインの残量が無くて遠投できなくなり、沖でライズしているアジを「糸が少ないから届かないんだよ」と指をくわえて眺めている経験があってから、常に100m以上のラインは巻いているように心がけています。
最近のフックテストで遠投のアジングをやったところ、リールに巻いていたラインの残量が少なくなっている事に気が付きました。10gの自作フロートを付けてフルキャストしたら、ラインがほとんどなくて「あれっ?」みたいな・・・。
さすがに1回高切れしたら、その日の釣りが終了になる糸巻き残量では、心細くて釣りに集中できない。
フルキャストしても、スプールを抑えながらラインが全部出ていかないように調整しながら釣りをするのはめんどくさいですw
という訳でハイシーズンを前に、新しいPEラインを購入しました。
ドンペペACS 0,3号を購入!
今回選択したのはゴーセンさんから発売されている、ドンペペACSの0,3号。
他のPEラインが欲しかったけど、買いに行った店舗に置いてなかったので、置いてある中で一番細い号数だった(と思われる)ドンペペACSを選択。新製品で0,3号、Max7lbなら、それなりに細いんじゃないかなという期待もあって購入しました。
(号数表記と実際の細さが違いすぎて、痛い目にあった他のラインは、あらかじめ候補から除外。)
パッケージの色が違うのがあり、値段もそれぞれ違うので、原糸のグレードが違うのかな?としばらく悩んでいましたが、糸巻き量が違うだけでした(笑)0,3号は200m巻きしかないようで、細さは・・・・まぁ、それなりってところですね(笑)
巻くリールは07ソアレ2500HGS。
封印していたリールなのですが、16ナスキーは友達にプレゼントしたので他に巻くリールがなく、07ソアレを引っ張りだしてきました。
2500番台の新しいリールが欲しいと思う今日この頃。
ドンペペACSは何本組?価格は?
ドンペペACSは、パッケージやホームページに何本組か表記されてないんですね。
「ひょっとして3本組で作られているので、何本組か表記してないのか?」と疑問に思い、問い合わせをしてみました。
「3本組じゃありませんように~」とドキドキしながら返信メールを開けたら、ゴーセンさんからの回答は4本組で作られているとの事でした。
真円の関係で3本組のラインはあまり使いたくなかったので、とりあえず4本組でよかったです。
最近は0,3号くらいのPEラインも安く買えるようになったので、価格が高いという極細PEラインを導入するハードルが下がりましたね。
ドンペペACS 0,3号の強度データ(新品15mの範囲)
ラインネタ時の恒例になりつつある強度データを、友人に測定してもらいました。
4回目の測定までは意外と普通のPEラインと思わせてて、最後で落とし穴のような低強度の数値が出ています。測定者曰く、思わず目を疑ってしまったとのこと(笑)
原糸の太さに若干のバラつきがあるので、部分的に強度が弱いところ、強い所が出るみたいですね。
今回測定した平均強度は2,48kgなので、最大強度3,2kgの約77%の強度が出ています。
しかし、部分的に極端に強度が弱いところがあるので、高切れなどのトラブルが起こらないか気になりますね。
ドンペペACSをアジングで使ってみた感想
ドンペペACSをアジングのキャロ、フロートの遠投の釣りで5回ほど使ってみました。
上記の強度データで極端に低い数値があるので、高切れの発生が心配でしたが初めて使った日から高切れが発生。5回の釣行の中で、高切れは4回発生しました。
そのうちフロートリグのキャスト切れが3回、50cmほどのヒラスズキ?と思われる魚を掛けてやり取りしている時に高切れしたのが1回。
15m測定した範囲で強度が1キロほど低い部分があったので、他にも強度が極端に低い部分があったのでしょう。
ガイドに問題があるのかと思ったけど、他のメーカーさんのPEラインを使うとこのような事はないので、このラインの強度のバラツキにより高切れが発生するのかなと。
普段の釣りでも一生に一度しかチャンスがない大物が釣れる可能性があるのを考えると、さすがにこれだけ高切れするラインを使うのはちょっと不安ですね。
キスやべラなどのちょっとした小物釣りの時に使うようにします。
ゴーセン ドンペペACSをアジング、メバリング用に購入!まとめ
4本組と思って買ったら表記がなかったので「3本組かな?」と勝手に焦ったけど、4本組のPEラインでよかったです。細さは・・・・「0,3号にしてはちょいと太いかな~」と感じるけど、このくらいなら使えるでしょう。
強度が極端に低い部分があったのが気になったので、高切れなどのライントラブルが起こらないといいのですが・・・・・・。と思ってたら不安が的中して高切れのライントラブルが多発でした。
たまたま外れの個体に当たったのかわかりませんが、強度のバラツキが大きいのがそのまま高切れのライントラブルになってしまった感じですね。
このラインを使うときは、普段よりも優しい力で投げる、ドラグも緩めに設定するなどして使った方がよさそうです。