ジグヘッドを激安で自作したい人必見!!
今回は土肥富(どひとみ)のジグフックを使って、ヒラメ、マゴチ、メバリング、アジングに使うジグヘッドを激安で自作する方法を紹介します。
「土肥富(どひとみ)」というメーカーを知らない人が多いかもしれないので簡単に説明すると、土肥富は創業120年以上の歴史を持つ国内最古のフックメーカーです。
フックの製造工程は、針先を研ぐ尖頭、形を作る成形、強度を出すための焼き入れ、焼き戻しなど複数の工程があります。それぞれの工程で工場の製造技術が高くないと、形状にバラツキがあったり、針先が鋭くないなどの問題が発生して、高品質なフックはできません。
海外工場で作られたフックも増えてきている中、それらのすべての工程を自社工場の熟練された職人が行うことで、高品質なメイドインジャパンの針を作り続けているフックメーカーなんですね。
土肥富の工場は【日本工業規格 JIS-S-7001つり針】の認定工場でもあり、釣り針の品質の標準化、品質向上のために常に努力している会社です。まだまだ釣り人の認知度は低いですが、釣り針を作る技術は国内でもトップクラスの技術を誇ります。
その土肥富からヒラメ、マゴチなどのフラットフィッシュ、アカハタ、オオモンハタなどのロックフィッシュ、メバリング、アジングなどのライトゲームに使える色々な大きさのジグフックが発売されていて、それぞれの魚種に合ったジグフックを使うと、激安でジグヘッドを自作することが可能です!!
ヒラメ、マゴチなどフラットフィッシュにおすすめのジグフック!
5/0号 線径#18 (Φ1.24mm) , 重量約0.761g/1本
4/0号 線径#18.5 (Φ1.15mm) , 重量約0.578g/1本
3/0号 線径#19 (Φ1.07mm) , 重量約0.444g/1本
2/0号 線径#19.5 (Φ0.98mm) , 重量約0.343g/1本
1/0号 線径#20 (Φ0.92mm) , 重量約0.298g/1本
1号 線径#20.5 (Φ0.85mm) , 重量約0.2202g/1本
2号 線径#21 (Φ0.81mm) , 重量約0.176g/1本
引用元 http://www.fishhook.co.jp/pricelist/no_5340.html
ヒラメ、マゴチなどのフラットフィッシュには、ジグフック5340がおすすめ。サイズは3/0号で60cmのヒラメを釣った時に少しフックが伸びて強度的に不安なので、4/0号、5/0号を選択するといいでしょう。
価格は4/0号、100本で2031円。5/0号、100本で2592円(税込)と超お買い得です。(2018年6月現在)
安いからそれなりの品質じゃ?と思うかもしれませんが、フック製造のすべての工程を、自社工場で熟練された職人が行っています。そして針先の鋭さ、形状、フックの粘りなど、JIS規格を基準としたフックになってます。本当にこの価格でいいの?と思ってしまうほどの高品質なジグフックです。
作る方法はガン玉を挟むだけと超簡単。しかしガン玉が大きくてペンチを使って手で締めるのはちょっと難しいかなと思います。そこで私は、小型の卓上バイスで挟んでガン玉を取り付けています。この方法だと強い力で取り付けることができ、瞬間接着剤で補強しなくてもガン玉が外れることなく使用できます。
ヒラメ、マゴチ用のジグヘッドにワームキーパーはあった方がいいですね。最初はワームキーパー無しで使っていたのですが、投げた時やアタリがあった時にワームがずれて非常に釣りにくかったです。
その経験からセキ糸をシャンク部分にグルグル巻きにして、ワームキーパーを作っています。
完成品はこちら。
土肥富のジグフックを使って自作する方法だと、オモリ代を入れても1つあたり50円~100円くらいで作ることが可能。国内最高レベルのフックを使って、超激安でジグヘッドを作ることができます。コスパ最高です!!
メバリングにおすすめのジグフックは?
3/0号 線径#18.5 (Φ1.15mm) , 重量約0.52
2/0号 線径#19 (Φ1.07mm) , 重量約0.413g
1/0号 線径#19.5 (Φ0.98mm) , 重量約0.305g
1号 線径#20 (Φ0.89mm) , 重量約0.256g
2号 線径#20.5 (Φ0.85mm) , 重量約0.197g
4号 線径#21 (Φ0.81mm) , 重量約0.155g
6号 線径#22 (Φ0.71mm) , 重量約0.1022g
8号 線径#22 (Φ0.71mm) , 重量約0.0974g
10号 線径#23 (Φ0.64mm) , 重量約0.074g
12号 線径#24 (Φ0.56mm) , 重量約0.0498g
14号 線径#25 (Φ0.51mm) , 重量約0.037g
16号 線径#26 (Φ0.46mm) , 重量約0.027g
引用元 http://www.fishhook.co.jp/pricelist/no_5350.html
メバリングにはスタンダードな形状の5350がおすすめ。価格も安く、サイズも色々とあるのがうれしいところ。ライトタックルでのレギュラーサイズのメバリング、PEラインを使った一発狙いの尺メバル狙い、フロートリグでの遠投など、それぞれタックルバランスや狙うサイズに合わせてフックサイズを選択してください。
メバリングに使うサイズのフックに瞬間接着剤を使わずガン玉を固定すると、実釣の時にガン玉が緩んで外れてしまう事があります。なのでガン玉を固定する時は、瞬間接着剤を使った方がいいですね!
1つあたりの製作費は20~30円くらいで製作可能とコスパ最高です!
アジングにはレンジクロスフックがおすすめ!
アジングで非常に高い評価をいただいているレンジクロスフック。究極の刺さりを追及した鋭い針先は、アジの口にスパッと刺さります。この刺さりは本当に感動するくらい気持ちよく、一度使ったら癖になる刺さりの良さでリピーター続出中ですね!
レンジクロスフックのサイズはM、S、SSの3種類。
大まかに分けて、Mサイズは18cm以上、Sサイズは20cm以下、SSサイズは豆アジに。それぞれ普段釣られるアジのサイズに合わせて、フックサイズを選択するとフッキング率も高くなります。
最近はレンジクロスフックでアジングジグヘッドを自作されている方も多く、おしゃれなインスタ映えする自作ジグヘッドもたくさんありますね!!いつも紹介していただき、ありがとうございます♪
針屋が教えるジグヘッドを激安で自作する方法!【ヒラメ、マゴチ、メバリング、アジング用】まとめ
一部の自作マニアな方にしか知られていませんでしたが、土肥富で作られたフックは土肥富の熟練された職人さん達が作ったハイクオリティなフックなんですね。このジグフックを使ってジグヘッドを自作すると、激安でジグヘッドを作ることが可能です。
特にヒラメ、マゴチなどに使える自作用のジグフックは、あまりないから重宝するんじゃないかなと。私もジグフック5340で自作してマゴチやヒラメ狙いに使ってますが、かなりコスパいいですね!!以前よりも根掛りを恐れず大胆に攻める事ができるようになりました。
土肥富には今回紹介した自作用のジグフック以外にも、色々な種類のフックがあります。
インターネット限定販売のフック、お得なあまりものシリーズ、試作品限定販売など色々見ていると、あれもこれも欲しくなりますね(笑)
普段見かけないような面白いフックもお買い得価格でたくさんあるので、是非ご覧ください!