今回は見た目はキモいけど食べたら美味しい魚、キュウセン釣りの紹介。
夏の魚と言えばキス!!が有名ですが、個人的に大好きな魚がキュウセン。見た目は派手な色で気持ち悪いと敬遠する人も多いですが、私が子供のころに投げ釣りでよく釣って遊んだ魚。釣るのも高いタックル、難しいテクニックもいらずに、サイズも割に引きも強くて面白く、食べては超美味しい魚で大好きな魚です。
先日、久しぶりにキスとキュウセン釣りに行ったら、そこそこ数釣れてくれました。掛けた瞬間にゴンゴンとロッドを叩くようなキュウセン独特の引き。ゴリ巻きで根に入られないようにするやり取りなど超面白くてめっちゃ楽しめました。
夏に手軽で簡単に子供でも楽しめるキュウセン釣り。久しぶりにやったら超楽しくて、色んな方に楽しんでもらったらいいなと思ったので、キュウセン釣りについて紹介します。
キュウセン釣りの時期とポイント
キュウセン釣りの時期
キュウセンは水温が下がると砂に潜って冬眠するので、主に水温が上がってくる5月~10月いっぱいくらいが瀬戸内では狙い目になります。特に冬眠前に荒食いする9月末~10月に掛けては、サイズもよくて肥えている魚が多くなるので狙い目ですね。
キュウセン釣りのポイント
キュウセンのポイントはキスと同じような砂地がよく釣れます。砂浜などでも、所々に沈んでいる大き目の石などがある場所が狙い目。
砂地に点在する岩の周辺に数匹の群れで付いていることが多く、1匹釣れて同じ場所に投げると数匹釣れてくる場合がよくあります。最初にサイズのいいオスが釣れて、次にメスが釣れるってパターンが多いですね。オスは緑色、メスがベージュ色なので簡単に雄雌の見分けができます。
キュウセンは夜は砂に潜って眠るので、夜明け~日没までが狙い目。夏は暑いので日焼け、熱中症対策を忘れずに!!
キュウセン釣りのタックル、仕掛け、餌
それほど遠投する必要もなく、アジングのように感度を必要としないので、安いエギングタックル、もしくは投げ釣りセットで十分です。潮の速さ、キュウセンが居る場所までの距離などによりますが、私は大体5号くらいまでのオモリを投げれるくらいのタックルを目安にして使っています。小学生の頃はセットで売られているロッド、リールを使ってやっていました。
ロッドは2,7m前後が取扱いやすく、ラインはナイロンの2号~3号くらい。重りは5号前後を基本に、風がある場所や遠投する必要があれば8~10号くらいを使っています。
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仕掛けは天秤仕掛け。重りはナス型の5号~10号あたりを準備して、風、潮の速さなどの状況に合わせて選ぶといいでしょう。
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針はキス針の8号前後にハリスは1,5号前後がおすすめ。自分で針を結ぶのが面倒な場合は、市販の仕掛けを買うとすぐに釣りができます。私も針を結ぶのが苦手だった小学生の頃に、市販の仕掛けやハリス付き針にお世話になりました(笑)
飲み込まれたら糸が切れてしまうので、大目に持っていたほうがいいですね。土肥富の通販で探すとメイドインジャパンの高品質な針が、かなりお買い得に買うことができますよ!
キュウセンは雑食なので、ゴカイ、オキアミ、海エビ、イカの短冊、魚の切り身(サバ、サンマ)、波止に付いている巻貝(潰して中身を使う)などでも釣れますが、ゴカイがおすすめ。私は日本ゴカイをちょん掛けにしてよく使っています。バイオワームやガルプでも釣れますが、餌の方が圧倒的に食いが良いので、餌を持って行くことをおすすめします。
過去にガルプやバイオワームしか持って行かなくて、餌でやっていた友人にボコボコに釣り負けた事があります(笑)それ以来、キス、キュウセン、ハゼ釣りなどは、必ず餌を使うようにしていますw
キュウセンの釣り方
私は1本の竿を手持ちして釣ります。
釣り方は基本的に投げて待つだけです。難しい誘いなどはいりません(笑)しかし上にも書いたように、砂地などの岩の周りにいることが多いので、そのような場所に投げる必要があります。キュウセンが居るところに餌を送り込むと、すぐに食ってきてアタリがあるんですね。
逆にいない場所だとなかなかアタリがないので、そのような場合は少しずつロッドをあおって手前に寄せてきて、キュウセンの居場所を探してやるといいでしょう。最初に錘だけの状態で投げて、海底の石などがある場所を探しておくと、根掛りが減るのでおすすめ。
アタリはコツコツと明確に出ます。アタリがあったら大きくロッドをあおって合わせてやり、掛けたらゴリゴリ巻いて寄せてきます。ゆっくり巻いていると根に入る場合があるので注意が必要。
キュウセンの引きはゴンゴンと竿を叩いて強く引いてくれます。サイズの割に引きが強くてめっちゃ面白いです。しかしスタミナがなく、最初はゴンゴンと竿を叩いて引きますが、そのうち疲れてあまり引かなくなり、簡単に寄ってきます。引きに特徴があるので慣れたらすぐにキュウセンだとわかりますね(笑)
1つの岩に数匹付いていることが多く、数匹釣ったら同じ場所ではアタリが減るので、少し投げる位置を変えてキュウセンが居る場所を探していくと釣果が伸びやすいです。
毒のある魚に注意
キュウセン釣りをしていると、毒のある魚が釣れる場合があるので注意が必要です。
先日もまさかのオコゼが釣れてびっくりしました(笑)
他にも過去にカラコギ(ハオコゼ)、ゴンズイ、アイゴ、などがキュウセンを狙ってて釣れました。毒のある部分に触るとかなり危険なので、釣れた時は刺されないように気を付けてください。
キュウセンの美味しい食べ方
私が好きなのは定番の塩焼き。身もしっかりしていて、見た目のキモさからは想像できないくらい美味しいです。個人的にキスの塩焼きよりもキュウセンの塩焼きの方が好きですね。
塩焼きを食べた後の骨は、熱湯をかけて潮汁に。お好みで醤油を入れて味付けしています。キュウセンの出汁がたっぷり出て、余すとこなくキュウセンを味わえます。
これはキュウセンだけでなく、アジの塩焼き、メバルの煮つけなどをした後でも、同じようにアラにお湯をかけて潮汁にして食べています。魚の種類によって味が違うので、色々な味が楽しめますよ!
見た目はキモいが超美味い!夏はキュウセン釣りが超面白い!まとめ
先日、久しぶりにキュウセン釣りに行ったらあまりに楽しすぎたので、思わず記事にしてみました(笑)
手軽にできて子供でも簡単に釣れて楽しめる釣りなので、親子で一緒に行くのもいいですね。私も子供のころに父親と一緒にキス、キュウセンなどの小物釣りに連れていってもらいました。そのおかげで今でもキス、キュウセンのような小物釣りが好きなんです(笑)
食べても見た目のキモさからは想像できない美味しさで、見た目はキモいからと逃がしていた友人達に勧めてみると、超美味しくてキュウセンに嵌まる人続出中ですw
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